アニメーション・MJP,翠ガル,VVV  [上]に戻る

『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』,『翠星のガルガンティア』,『革命機ヴァルヴレイヴ』
  鑑賞:2013.04.14〜2013.12.29

 監督:元永慶太郎『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』動画工房×オレンジ(2013.04.08〜2013.09.23)
 公式サイト:http://mjp-anime.jp/

 監督:村田和也『翠星のガルガンティア』Production I.G(2013.04.07〜2013.07.03)
 公式サイト:http://gargantia.jp/

 監督:松尾衡『革命機ヴァルヴレイヴ』サンライズ(2013.04.14〜2013.06.30)
 監督:松尾衡『革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON』サンライズ(2013.10.13〜2013.12.29)
 公式サイト:http://www.valvrave.com/

2013.04 14/ 21
_____05 05/ 12/ 19/ 26
_____06 02/ 09/ 16/ 23/ 30
_____07 04(翠ガル最終回)/ 08/ 15/ 23/ 29
_____08 05/ 13/ 20/ 26
_____09 02/ 09/ 16/ 23(MJP最終回)
_____10 17/ 21/ 28
_____11 03/ 10/ 17/ 24
_____12 01/ 08/ 15/ 23/ 29(VVV最終回)
 2013.04.14 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.04.08#1〜)(地上波とニコニコチャンネルで視聴)。

 太陽系を(?)襲撃する謎(異星人?)の勢力との全面戦争状態の世界。戦況は不詳ですが、そんな戦時世界で、正規に兵員として育成中だった候補生たちが、何らかの思惑からか、新機体をあてがわれて戦場に向かい、驚異的な戦果を上げてしまって。

 …正規軍の中の正規部隊という位置づけは珍しい気も。今後、便利屋的にあちこち派遣されて、狂言回しな感じで世界を見せてゆくのか、スーパー戦隊的なノリで活躍するのか、は、五里霧中ですが。
 非人型なメカが主人公側にあるのは、たとえ主人公格は定型的な人型でも、良いです。

 略称は「MJP(マジェプ)」?

 ***

 アニメ『翠星のガルガンティア』TOKYO−MX他(2013.04.07#1〜)(バンダイチャンネルとニコニコチャンネルで視聴)。

 宇宙怪獣(謎)と、宇宙で勢力を拡大しようとしている(?)人類との闘争から、一転して、宇宙の人類には記録しか残っていなかった発祥の地・地球でのボーイ・ミーツ・ガール。

 …宇宙怪獣(謎)はナニモノなのか。宇宙怪獣(謎)との闘争に全力を傾けてしまっている感じの宇宙の人類はどんな世界・社会・状況・勢力なのか。という点への好奇心がまず起こり。あとは、地球に漂着した、人型戦闘兵器に乗る少年兵と、地球で、それなりに技術文明を維持してる感じで元気に生活する人々との、衝突と相互理解の予感? な感じの第一話でした。
 監督:村田和也。鳴子ハナハル×虚淵玄、のインパクトが強いですが、原案は監督主導、とも目にしたりなので、悲劇率はどうなるのでしょうね(苦笑)。

 略称は「翠ガル(スイガル)」?

 ***

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』MBS・TBS系(2013.04.14#1〜)(バンダイチャンネルとニコニコチャンネルで視聴)。

 宇宙都市ダイソンスフィアが多数(?)建造され、人類が地球外に広がった世界。国家間の軋轢のようなものも引き継がれていて、主人公たちが属する、日本語文化圏を使っている様子のダイソンスフィア国(?)に、別の国の軍隊(?)が工作員を送り込み、開発中だったっぽい主人公メカの存在を暴き、宣戦布告抜きっぽい襲撃を掛けて。主人公は成り行きで(半ば自棄っぱちで)主人公メカに乗り込み、「ニンゲンヲヤメ」て敵の襲撃部隊を撃退するものの、主人公メカから降りたところを工作員に襲われて刺された上に銃撃され。ところが「ニンゲンヲヤメ」ていた主人公は工作員に襲いかかり。

 …フリーマン・ダイソンが提唱した「ダイソン球」を聞きかじった者としては、この作品で提示される「宇宙都市ダイソンスフィア」には違和感バリバリです。というか、わざわざ「ダイソン」を冠する必然性が判りません。規模も構想も別物に過ぎます。

 『機動戦士ガンダムSEED』,『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』,『鉄のラインバレル』,等々を彷彿と。このままアリモノの混淆で終わるのか、何か新鮮なものが提示されるのか、けっこうな不安と多少の期待が。
 あの主人公メカのUIを作ったのは、第一話で処理されてしまったオジサンたちだったのでしょうか(苦笑)。ダンボール・ハウス(?)の少女だとしても、シリアスな兵器にあのUIはイヤ〜ンな感じですが。

 略称は「VVV(ヴヴヴ)」?

 2013.04.21 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.04.15#2)(地上波とニコニコチャンネルで視聴)。

 思わぬ戦果に、地球人社会から俄然注目されて、スポンサーが付いて機体に企業ロゴがベタ貼りされ、広報・宣伝を兼ねた感じの、マスコミ(?)の生中継付きでの「簡単な任務」を命じられて。ところが、そこに敵が襲撃してきて、威力偵察か気まぐれか、みたいな手抜きの接触だけで引き上げて。
 …敵の謎、スポンサーの謎、主人公たちの謎。まだ、どんな方向に物語が向かうのか見えないですね。

 ***

 アニメ『翠星のガルガンティア』TOKYO−MX他(2013.04.17#2)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 ガルガンティアの人々とレドは、チェインバーの危うい通訳とエイミーの好意を介して相互理解を模索して。ところが、海賊の襲撃にエイミーの(互いの考え方・判断基準・規範が全く異なっていることに思い至らない・自分の常識の範囲内で相手が動くことを疑いもしない素朴な)支援要請を受けたレド/チェインバーの、魔法なレベルの超技術武装は、人間を一瞬で泡のように分解消去してしまい。
 …そんな「魔法」でもヒディアーズには優越できない・劣勢な感じなのが、宇宙怪獣(違)の恐怖、でしょうか。
 そしてガルガンティアの人々は、レド/チェインバーが見せた圧倒的な「力」を、はたして実感として理解しようとするのか・理性的な把握と納得をできずに、感情的に恐怖するのか反発するのか忌避するのか、が次の展開でしょうか。

 ***

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』MBS・TBS系(2013.04.21#2)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 かみついた敵の肉体を乗っ取った(憑依した?)主人公は、敵が鹵獲した、謎の人型戦闘兵器を奪い返し、なぜか致命傷が回復していた元の身体に戻り、幼なじみ(?)を亡くした怒りを敵ぶつけて。応戦してきた敵との危うい戦闘を、謎の人型戦闘兵器の超絶性能で辛くも切り抜けたところに、味方(?)の宇宙艦隊(?)が到着して。
 …「古い革袋に新しい酒」な感じに思えなくもない、定型と新奇が混ぜ合わされた設定と状況と展開は、でもまだ独自の味というよりは、モザイクな要素の羅列な印象です。謎の人型戦闘兵器の謎の超技術の扱い(由来・物語の中の落とし所)が気になるところです。
 登場人物たち(特に主人公)の対話能力や対外的な注意力・理解力が、展開・脚本・演出の都合な感じで突発的に劣化する現象があるように感じるのですが、アレは興醒めです。
 そして、亡くなったと思われていた主人公の幼なじみ(?)の少女が、第1話で近寄っていた自動車の中に退避して土砂に埋もれて助かっていた、というオチは、意表を突かれましたが、あんまり納得できない・ご都合主義・無理矢理な処理だと思いました。
 あと、主人公に憑依されて裏切り者の烙印を押された敵キャラは、どうなるのでしょうか。

 2013.05.05 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.04.22#3,2013.04.29#4)(地上波とニコニコチャンネルで視聴)。

 思いがけない戦果を上げた部隊を所管するらしい将官が、敵の補給部隊への奇襲作戦を立案し、自身の指揮で実行。ところが、敵は補給部隊どころか精鋭の戦闘部隊で、素早く応戦されて主人公たちは危機に陥り。
 主人公たちの戦死も想定された状況はしかし、こんなこともあろうかと(?)後方で密かに手配されていた味方の増援部隊によって、ギリギリの撤退で九死に一生を得て。機体の損耗が激しいと判断された部隊は、大がかりな整備補修に。主人公たちは、地上の出身校へ向かうことに(明示されてませんが、再訓練か何か?)。

 …太陽系の状況が、少し説明されました。敵は小規模で外惑星(木星?)あたりに位置を占め、地球軍は戦力的には大いに優位ながら戦況としては非常に押され気味で、着実に内惑星系・地球圏への敵の進行が行われつつある、みたいな。

 物語の先行きは、まだ五里霧中な感じです。

 銀髪の少女は、敵側出身? それが地球側で特別な立場にある理由は、未だ謎です。
 …主人公たちの設定と「銀河機攻隊」というタイトルから、スポンサーである銀髪少女が地球軍から主人公たちを「買い取り」、多種多様な異星人が群れ集う銀河世界に飛び出して、色々と冒険的な行動をする、みたいなことを想像したりもしているのですが、はたして(笑)。

 ***

 アニメ『翠星のガルガンティア』TOKYO−MX他(2013.04.24#3,2013.05.01#4)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 手下たちを「消滅」させられた(その正確な状況を海賊側が把握していたかどうか怪しいですが)海賊首領の御礼参りを、「超・強い」チェインバーは歯牙にも掛けずに撃退してしまい。…あの撃退の結果は、マジメに考えると全身打撲で死亡としか思えませんが、再登場したりするのでしょうか。
 海賊の脅威を退けたレド/チェインバーをガルガンティアの人々は、とりあえず受け入れ。チェインバーは「万能ユンボロ」として使い回され。レドはエイミーの配慮もあって、ガルガンティアの「社会/世界」を理解しようとしつつあり。
 …チェインバーは無機質な「遠い・レドの帰属すべき社会/世界」の象徴。ガルガンティア/エイミーは生々しい「レドが今現在組み込まれつつある社会/世界」。
 レドの変化(ガルガンティア化)をチェインバーが許容できなくなった時、チェインバーの対応は・レドの判断は、どうなるのか・どうするのか、が不安です。

 ***

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』MBS・TBS系(2013.04.28#3,2013.05.05#4)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 世界を二分するドルシアとアルスの、ジオールを巡る攻防・思惑の焦点は革命機。
 少年少女たちは、大人たちの都合を一蹴し、革命機を(盾に・餌に・偶像に)掲げて独立を口にして、居住区画を物理的に「独立」させて。
 …動力・空気・水・食料・etcは大丈夫? としか。一時の高揚・興奮で「お祭り」しても、それが醒めた後はどうするの、と。未来的ネットで「実況」しようにも、無線だと軍隊が簡単に妨害できるでしょうし。
 立場として生徒側に属する形になる大人の姿が極端に少ないのも、作為的に過ぎる感じがしてます。
 革命機一機で、巨大な居住区画を防衛できるとは思えません。周囲の軍隊の現実としての「武力」に、口先とか情報操作とか威嚇とかで対応するにも限界があるでしょう。
 自力で「真実」を暴いて対応するのでしょうか…ダンボール小屋のハッカー少女が勝利の鍵?
 革命機が複数あることはOP映像や公式サイトで明示してますが、その扱い・登場の仕方も気になるところです。

 裏切り者扱いの敵兵くんは、主人公を手駒にしようとして、主人公の幼なじみに邀撃されてしまいましたが、まだ自分の野望を押し進めようと画策する?(苦笑) 「ドルシアを革命する/オレの革命」の意味は、私有化なのか粛正なのか破壊なのか…「オレの〜」と言っているので、同僚や上司にも言ってない・独自の構想の様ではありますか。
 そして、幼なじみの親が大変な立場だったことが明かされましたが、主人公の親も相応に大変な立場だったり、なんてことは?

 なんとも詭弁な展開が続いてますが、このまま最後まで行くのでしょうか・行けるのでしょうか。

 2013.05.12 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.05.06#5)(地上波とニコニコチャンネルで視聴)。

 前回の作戦で主人公たちの危機を救った先輩チームと、地上で模擬戦(先輩チームが主人公チームの現状を把握するため?)の後、先輩チームと合同での敵基地の潜入爆破作戦の実行。その結果は、幾つかの危険な状況はあったものの、なんとか犠牲を出さずに作戦を成功させました。
 …前回の作戦失敗での失点を今回の作戦成功で挽回できた、のでしょうか。そうなると、前回の奇襲作戦の立案と指揮を行った上官の評価が下がり、初戦と今回の成功から、下手に指揮官を据えるより主人公チームの自主性に任せた方が良い戦果が出せそうだ、ということに?

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 アニメ『翠星のガルガンティア』TOKYO−MX他(2013.05.08#5)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 凪の日のガルガンティアは平常業務を止め、自分たちが暮らす場所と自分たちの気持ちをリフレッシュする、みたいな。
 レドは、まだまだ住民未満な手探り状態。一方チェインバーは不本意な(?)鉄板に。…従順なペット、的な扱い?
 …ガルガンティアの女性陣は、基本的に肉食系?(笑)

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 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』MBS・TBS系(2013.05.12#5)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 一週間も奇跡的に続いた「祭り」は、誰も手当てしなかった環境制御システムが非常モード(?)に自動的に切り替わった事で、否応なく(物理的に)冷まされ。
 ひとり潜入工作を継続中のエルエルフは、奥底に隠されていた人型兵器の群れを見つけ。
 運良く非常モードを解除することができ、環境は(一時的ながら?)復旧し、世界に少年少女たちは自分たちの無事を喧伝し。
 そしてOSちゃん(?)は、眼前で行われた接吻を「セツクス?」と表現して(爆)。

 …少年少女たちのお気楽・烏合の衆っぷりは、今後どんな変化をするのか、不安というか怖いというか。
 物理的・精神的に、ほんの少しの齟齬・不満不安疑念で、一気に崩壊してしまうのではないか、と思えます。環境制御システムの復旧も、それが最後の平穏な日々だった、になりそうな気が。
 エルエルフ以外は、誰も「人々を煽動・糾合して騒乱を起こさせる」的な野望は持っていない感じで、自分たちは受け身の被害者・事件の観客・その他大勢(の無名のひとり)でしかないと思っていそうな。
 とすると、大いなる野心(笑)を持つエルエルフが満を持して台頭するのでしょうか。それとも、少年少女たちの中の誰かが、個人的な欲望だけでなく、世界的な野望に目覚めて行くのでしょうか。

 2013.05.19 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.05.13#6)(地上波とニコニコチャンネルで視聴)。

 主人公たちは強引に卒業させられ正式な兵士へステップアップ(?)。
 …アッシュ/ジュリア・システムを巡る内輪の駆け引き、「最前線」、と、内憂外患の予感の中、学校の同輩たちに実機演舞を披露して送り出される主人公たちの先行きは?

 ***

 アニメ『翠星のガルガンティア』TOKYO−MX他(2013.05.15#6)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 賑やかな催事も交えながら、ガルガンティアの日常にレドとチェインバーはだんだんと馴染み・組み込まれ。
 ベローズに試用(?)されたレド/チェインバーは、海底の遺物(?)のサルベージ中にヒディアーズの個体と遭遇します。

 …チェインバーの思考・指向は、レドを兵士に止め置く方向なのかと思っていたのですが、漁労にレドとの協働を提案したことで、よりレドの指向・志向を勘案・優先するものらしいのかも、と思えました。

 レドが「わかめパン」だけを注文してたのは、ガルガンティアの食品をチェインバーに分析させて、動物由来の死骸の調理品で「ない」ものを選んだのかな、と思いましたが、はたして(笑)。

 とうとうヒディアーズが登場しました。ヒディアーズは、はたしてレド/チェインバーと似た感じで地球に漂着した個体なのか、種族レベルで地球世界と関係しているのか。
 氷結していた地球を「現在」の環境に変化させたのがヒディアーズだったり? 等とも空想しますが、どんな成り行き・真相が待ち受けるのか、期待してます。

 ***

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』MBS・TBS系(2013.05.19#6)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 元(?)アイドル・流木野サキが、第2の革命機操縦者に。緑を選んだのは気まぐれ? 手近だったから?
 …自分の過去や人生に、けっこう絶望している感じのサキさんですが、自暴自棄にしても刹那的に過ぎる気も。不死身が欲しかった様子ですが。

 操縦者は個々の機体に固定なのか、ヒトデナシ化(仮称)してればどの機体でも動かせるのか、どっちでしょう。
 サキ機が発進した場所ですが、普通に外観とかからの構造解析で、革命機群の保管庫(?)まで見つかる展開もありそうな気が。

 予言者(違)エルエルフ氏によると、咲森学園そのものが革命機を前提としたもの、ということらしいですが(謎)。

 詭計と幸運(?)と思惑の都合(?)で進んでいる展開ですが、このままだと、早晩に咲森学園は環境悪化・機能不全か先行き不安・内部分裂で瓦解するしかないんじゃ、と思えます。主人公たちの意志統一をどうするのか(誰かが手綱を取るのか、外部に象徴的な敵ができるのか、等)、が気になります。

 2013.05.26 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.05.20#7)(地上波とニコニコチャンネルで視聴)。

 敵側の、少なくとも支配層は苛烈・旺盛な、戦闘を嗜好する性情を持っていました。その性情のままに、前回までの小競り合いへの応戦を名目(?)に大攻勢へと動き出します。
 地球側も、敵の応戦があるものと見なし、「ケレス大戦」と名付けた総力戦を立案し大々的に公開・宣言しました。
 正式にゴディニオン/アッシュの要員として任官された主人公たちは、スターローズに新居を用意され、新しい環境に戸惑いますが、それにも慣れない内に「ケレス大戦」の一員として出撃します。
 そして、地球軍が未だ陣容を準備中のタイミングで敵が襲いかかり先制される事態になり、地球軍はなし崩しに応戦してしまいます。

 …以前の奇襲作戦の失点で左遷か降格か、と思っていた無能士官は、しかし地位を維持していて、今回の「ケレス大戦」にも、なんと(表向きの)立案者&作戦指揮官として采配を揮うことになっていました。
 態勢を整える前に先制され応戦してしまった地球軍は、無能な指揮官でもあり、対応可能な戦力の逐次投入をして各個撃破されてゆく、という最悪手な感じになるのではないか、と思えます。
 主人公たちは、地球軍の態勢の不利を挽回するための時間稼ぎ役になるのかな、と想像してますが、はたして。

 ***

 アニメ『翠星のガルガンティア』TOKYO−MX他(2013.05.22#7)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 レド/チェインバーは海中で遭遇したヒディアーズ/クジライカの一個体を惨殺。ガルガンティアの人々は、チェインバー曰く「クジライカとは共存共栄」を旨としていて、レド/チェインバーの行為を糾弾。レドはガルガンティアから離れる意志をエイミーに見せて。
 しかし同時に、ヒディアーズ/クジライカを圧倒するレド/チェインバーの戦闘力に、クジライカへの恨みを持つ者や「クジライカの巣の奥の宝/あるかもしれない人類の遺産」を欲する者たちが、その意志を表明しガルガンティアからの離脱を申し出て。
 そこで船団長の持病の発作が起きるという緊急事態が。

 …クジライカの大きな群れは、ガルガンティアが通ってきた銀河道を遡って行った様に見えました。あれは、レド/チェインバーが殺したクジライカの何らかの「印」を辿って・死んだ場所を目指して、の行動なのでしょうか。

 リジットとレドとベローズが話し合っていた部屋の壁には、世界地図と思われる大きな図面が張ってありました。あれが世界地図ならば、あの世界の地球は陸地が皆無というわけではなさそうです。

 一兵士であるレドの視点・見識・思考の限界・大きさ。一市民であるエイミーのそれ。人々の、各々なりのそれは、なかなかに変わらない・変えられない、とは思います。
 それを変える・変わる物語を描くことも、また難題のように思えます。
 このままガルガンティアは分裂し、レドとエイミーは離れて行く、のでしょうか。

 ***

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』MBS・TBS系(2013.05.26#7)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 …200年先の未来で、少なくとも流木野サキは乗機とともに存在していることが示されました(謎)。

 土星(?)近傍空間。第三銀河帝国暦 214年。まだら(?)な金色地の革命機4号。それを襲う、獣の頭骨に擬した(?)、人型に変形する戦闘メカ。
 敵らしい壮年の男が、金色の革命機4号を見ながら口にした、「古代兵器」、「キングン(禁軍?)」、「黄金の七人」。
 …こんなところまで物語を進めることができるのでしょうか(苦笑)。

 女生徒たちが調理実習(?)をしているところにエルエルフが姿を見せて、学園=新生ジオールが生き延びる算段(エルエルフ立案)を記した書類を指南ショーコに示し、ショーコはチラ見して突き返し。エルエルフは、こういう対応を想定して準備していた「生徒たちを禁足状態にする仕掛け」を動かし、自身による学園の制圧を宣言して。
 ドルシア側が送り込んだエルエルフの同僚・アードライと、時縞ハルトとエルエルフは、革命機群の倉庫で三つ巴の対立。そこに後から来たクーフィアが発砲し、サキの同級生・櫻井アイナが巻き添えになって死亡し?

 …どこまで本気なのか、どんな成算があるのか、なんとも意図の読めない一人旅団氏です。学園制圧宣言は次回以降、一女生徒の死亡事件が学園全体に動揺を生み出して有耶無耶になる、とかでなければ、どんな扱いになるのか興味深いです。
 あと、この物語世界では日本語が世界的な公用語だったりするのか? と疑問が(苦笑)。

 それにしても「神憑き(?)」は誰うま過ぎると思います。どんな言語感覚・読書経験・生活環境からの発想なのか、想像の埒外と言うか。ロボット物でダイソンスフィアで、で科学技術が全て・唯物論が支配的、と思っていたので、この女生徒が神秘主義な言葉を使っても納得できる雰囲気の積み重ねが欲しかったです。

 学友に犠牲者が出ましたが、その死は公表されるのか、隠そうとするのか、主人公たちの対応を想定しかねています。
 公表すれば学園内は大きく混乱するでしょう。隠蔽しても、指導層の間に軋轢が生まれそうですし、隠し通せるとは思えません。
 女生徒の死を公表し、たとえば葬式イベントで生徒たちを納得・説得・意志統一する、的なことができれば内政の安定は図れるかもですが、それはそれでエルエルフが標榜する翼賛体制への序曲にも思えますし。

 2013.06.02 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.05.27#8)(地上波とニコニコチャンネルで視聴)。

 最初から最後までケレス大戦、でした。
 でも未決着。

 …集団戦と言うには、敵は指揮官+配下数十機の一団が複数、一団ごとに好き勝手に一撃離脱を繰り返して、それが、各々が状況を見て攻撃している感じなので結果的に連携に。味方は次々と撃破されつつ個々に応戦しながら体勢を立て直すのが精一杯、に見えました。

 主人公たちは、やはり前回の予想に違わず、味方の再編までの時間稼ぎ役だったですね。

 次回予告からすると、ケレス大戦は敵が引いて、地球側が負け気味の痛み分けな感じに?
 あの無能士官は、はたして地位保全は可能なのか、今度こそ多大な自陣の損害の責任を追及されたりするのか、気になります。あーでも、敵戦力を消耗できたのか否か判りません(少なくとも敵の指揮官は全員無事な感じです)が、事前の目標である小惑星の破壊は行えてしまっている感じですし、面子や威信や体面とかで指揮官の譴責はしない、みたいな判断になってしまいそうな気もします。

 イズルとジアートの対面は、地球側も把握する展開になって欲しいです。「敵の姿」が地球側には知られていないことを、わざわざ主人公たちの会話劇で示していたのですし。戦況モニターや機体の戦闘記録に残っていそうな気もしますが。

 ***

 アニメ『翠星のガルガンティア』TOKYO−MX他(2013.05.30#8)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 チェインバーが発した救難信号が届くまでに約6582年。それが、チェインバーが算定した、地球と人類銀河同盟の距離でした。
 船団長が亡くなり、ガルガンティアはリジットに託されました。悩み迷うリジットでしたが、自身の未熟さ無力さを自覚し、遺体を海へ送った場所で、それを人々に表明することで、リジットなりの新しいガルガンティアへの一歩を踏み出しました。
 一方、レド/チェインバーによるクジライカ殺害を契機として、ガルガンティアから多くの人々が離れて行きました。その中には、エイミーの友人の一人とピニオンと、レド/チェインバーもいました。

 …船団の名前は、リジット側がガルガンティアのままの様ですが、では、離れて行った方は、それも独立した一つの船団として、また別の名を名乗るのでしょうか。

 ガルガンティアの後方の船は、中に水面が見えます。水を蓄えておく船でしょうか。

 レド/チェインバーはクジライカの鏖殺を目指し。ピニオンと、ガルガンティアを離れた船団の大船主は、クジライカ領域の人類遺品を欲し。
 では、今回ガルガンティアを離れて行く多くの人々は、何を以てガルガンティアから離れるのでしょう。ただ単に、自分たちが居場所を持っている・仕事を得ている大船主について行く・従う、という人々なのでしょうか。

 クジライカは敬して遠ざける・触らぬ神に祟り無し、がこの地球世界の常識のはず。とすると、レド/チェインバー・ピニオン・大船主のクジライカに対する意向は、彼ら以外の多くの人々の忌避と安寧に逆らうことになると思えます。
 さすがに、離脱した船団を引き連れてクジライカ領域へ向かうことは出来ない・しないだろうと考えます。
 ならば、クジライカ領域への侵攻は、ピニオンとレド/チェインバーが、良く言えば少数精鋭な態勢で、権益と責任を得て・与えられて、今回離脱した方の船団からも離れる形で、委任されるのでしょうか。

 ***

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』MBS・TBS系(2013.06.02#8)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 前回、ハルトに身体を貸したエルエルフは寝台(?)に多数の革帯で拘束された状態で覚醒しました。その周囲にはハルトたち。
 しかしエルエルフは彼らに、ドルシア軍の次の襲撃予想を告げます。
 そしてドルシア軍は予想通りに襲撃。迎撃に出た革命機2機は宇宙で苦戦し、その間に別動隊が内部に侵入、ジオールの水上艦船を奪取して学校に攻撃を始め、降伏勧告を突き付けました。
 この危機に、ハルトはエルエルフと同盟(?)を結び、エルエルフの的確な指揮により形勢は逆転します。

 …エルエルフの行動の動機の一部が視聴者には示されましたが、まだまだ謎です。
 はたしてエルエルフは、指南ショーコに前回示した独裁軍事国家構想を、どこまでハルトの幻想に譲歩する気があるのでしょうか。

 新生ジオールの少年少女たちは、一人の生徒の無残な死に、改めて自分たちが置かれた状況の過酷さを見つめ始めた、のでしょうか。

 ドルシア軍の指揮官氏は、どうやら革命機そのものに私的な(?)関心というか関係を持っている様子ですが、これもまた、エルエルフ関係と同じ感じで謎です。
 水上艦船に乗っていたアードライ指揮のドルシア部隊は、どうするのでしょう。ハルトが宇宙でエルエルフを捜索している間に何か行動したのでしょうか。あるいは作戦失敗として帰還してたり?

 死んだ女生徒に好意を持っていたらしい少年の今後の行動とか、生徒会長とダンボール少女の関係とか、少し気になります。

 2013.06.09 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.06.03#9)(地上波とニコニコチャンネルで視聴)。

 ケレス大戦は、ウルガルの方がジアートの撤退と同時に全軍が引き上げました。地球側は、多大な損害を受け敗北の一歩手前だったものが命拾いをした格好です。
 地球軍は大損害を公的には可能な限り伏せながら態勢の建て直しに腐心中、な感じでしょうか。
 ジアートとヒタチ・イズルの接触は、一度は当人と上層部だけの秘密になりました。が、上層部が方針を変え、チーム・ラビッツの全員に、ある程度までの事情の説明が行われることになり、主人公たちの前に、ウルガル襲来の報と主人公たちの機体の基礎技術とをもたらした、ウルガルからの亡命者・テオーリアが姿を現したのでした。

 …スターローズの、天頂にある円盤状の構造物は、内側に「空中都市008」(古)な感じの都市がある様です。
 スターローズは宇宙要塞と言うか、地球軍の宇宙側最大の母港、と言えばいいのでしょうか。

 主人公たちチーム・ラビッツは、地球軍からは再び英雄として公示されたらしいものの、今回は、ケレス大戦が敗北寸前だった実情を知られないためか、マスコミの類とは接触が無い様子です。
 過度に視聴者にも設定が秘密に・小出しになることなく、テオーリアと主人公たちが顔を合わせることになって、今後の展開も真正面から描かれそうで、期待してしまいます。

 ***

 アニメ『翠星のガルガンティア』TOKYO−MX他(2013.06.05#9)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 レド/チェインバーとピニオンたちはクジライカ領域に入り、多数のクジライカを殺戮します。
 クジライカの巣になっていた、海中の大規模な建造物群の一角で、レド/チェインバーは過去の人類の情報記録媒体を多数発見し、ヒディアーズが人類由来の生命体であることを知ります。

 ピニオンたちは、海中の大規模な建造物群に繋がっている様子の海上の建物に入りました。
 ガルガンティアと袂を分かった船団のオーナーも近海にいる様子です。

 …レドは、今回知ったことをピニオンたちに告げるでしょうか。簡単には信じない・信じられない、とは思いますが。
 そしてレドは、今後クジライカに対して、どういう姿勢で臨むのでしょう。チェインバーは「ヒディアーズは殲滅すべき敵である」で揺るがないでしょうけど。

 今回開示された情報から推測すると、
 ・ ヒディアーズは、イボルバーという企業(国家規模の組織?)とそれを支援・協賛する国家群が遺伝子操作で作り出した、宇宙や水中で生存可能な人類共生体の子孫。
 ・ 人類銀河同盟は、イボルバー勢と対立し戦争まで起こしたコンチネンタル・ユニオンという国家群同盟(?)の末裔。
 の可能性が高いようです。

 イボルバーはコンチネンタル・ユニオンのワームホール・ドライバを奪取しようとしていました。それは、どちらか一方が銀河に広がるための・相手を銀河に広がらせないための戦いであり、この構図が、現在のヒディアーズと人類銀河同盟の闘争の淵源なのでしょうか。
 ヒディアーズは、自前のワームホール・ドライバを持っているのでしょうか。それとも、地道に光速以下で宇宙を移動して銀河に広がったのでしょうか。

 太陽系の、木星や土星にヒディアーズの巣があったりしないのでしょうか。

 現在の地球の人々は、イボルバーとコンチネンタル・ユニオンと、どちらの子孫なのでしょう。

 …こんなガルガンティア外伝は嫌だ、なコワイ話で。
 ・ エイミーの弟ベベルが、だんだんとクジライカに変身していって、やがて一人静かに海の中へ消える。
 ・ 船底の検査をしていたリジットが、水葬にした船団長の顔が水底から見つめていることに気付くが、意を決して近付こうとしら、視認できるギリギリの暗闇の境目で一体のクジライカが身を翻して消える。
 …等を思い付きました。orz

 イボルバーとコンチネンタル・ユニオンの「違い」は、ブルース・スターリング『スキズマトリックス』他、の生体工作者と機械主義者を連想しました。

 レドとチェインバーは、最終回で袂を分かつのかも、と思い付きました。
 軌道エレベーターが残っていて静止衛星軌道より外まで行けるのであれば、チェインバーだけなら、電波が届くのに約6582年かかる距離でも到達可能かもしれない、とレドは地球/ガルガンティアに残ってチェインバーを送り出す、的な。
 その時、レドはチェインバーに地球で得た情報を残したままにする=人類銀河同盟に伝えて良い、とするのか、それとも消去を命じるのか、は今はどちらとも判断できません。

 ***

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』MBS・TBS系(2013.06.09#9)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 新生ジオールは、まんまと指揮官の地位を得たエルエルフの指導で、生徒たち(の一部?)は戦闘訓練を始め、モジュールは急速に要塞化が進んで、天蓋側にデブリ避け電磁シールドを転用した「円盾」、地下部外装に対空銃座を配置していました。
 ドルシア軍は増援が来たのか、新顔の准将が参戦。部隊を大きく2つに分けて、片方で革命機2機を引きつけている間に、准将の方がモジュールを攻める作戦。
 この戦闘中に、武装の展開でモジュールの動力系が過負荷になったのか、新生ジオールは停電状態に。
 この危機に、各々なりに一線を越えることを選んだ男子生徒2人が、青と黄色の革命機の登録者になり、准将艦を落とし。
 そしてエルエルフは白衣の教師氏から、このモジュールそのもの(生徒も)が革命機のためのものだったことを明かされます。

 …ダイソンスフィア時のモジュールの向きからすると、デブリ避けと言うなら電磁シールドはモジュールの底面(ダイソンスフィアの外側)にこそ向くべきじゃ、とも思いますが、デブリはダイソンスフィアの内側の方が多く危険であるという設定、とかなのでしょうか。
 それにしても、居住区側の障壁と地下側の武装とは、どうにも白色彗星帝国都市要塞にしか見えませんね、今回の新生ジオール・モジュール(苦笑)。
 電磁シールドは機構自体は既存(組み込み済みだった)として、底面の機銃座群は、これも組み込み済みだったとしか思えませんが、学生たちが未確認だっただけ、なのでしょうか。

 ドルシア軍の戦術は、手抜きというか手加減というか、白衣教師氏の言と合わせて、可能な限り革命機に生徒を(誰でもいいから)登録させよう、的な「圧力」を掛けている、としか思えません。あるいは、あの眼帯指揮官氏は、新生ジオールを適当に攻撃することでドルシア本国への体裁を保ちながら、革命機の状況を、自身の目的のために探っている感じ、でしょうか。

 でも今回は、物語の中の必然ではなく、脚本の都合が視聴する側に透けて見え過ぎなだけで、つまりは展開構成や状況設定の失敗なんじゃないか、とも感じています。

 いっそ今回の冒頭で早々に、青と黄色に男子生徒2人が乗り込み、各々の機体の表面的な性能を示し、生徒たちが盛り上がっている間に密かなエルエルフと白衣教師氏の会話を入れて、一方のドルシア軍は、眼帯指揮官氏が居丈高な増援准将を正面に立てる形で(撃破されることを見越して)仕掛けさせて、エルエルフと革命機の対応を探り、みたいな感じで必要十分だったんじゃ、とも思ってます。

 あまりにも現代まんま的(平成二十年代引写し的)なスマホ・ネット環境と、そこに公開された、死亡した女生徒の追悼サイト(生徒たちが作成?)と、それをスマホで見ながら女生徒の思い出を反芻し、サイトのボタンを押す準主役級の男子学生。
 どういう顔や気持ちをすればいいか判らないと言うか、マスコミ/MMO/マスカレード/マスゲーム、等な言葉を呟きたくなります。
 ドルシア軍が軍事技術で妨害・情報遮断しないのは何故(今更な疑問ではありますが)、とか、今回停電してたけど、それはネット環境に影響してないの? とか、どうにもご都合が過ぎて、斜に構えて見るのが推奨なのかな、とも思ったり。

 2013.06.16 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.06.10#10)(地上波とニコニコチャンネルで視聴)。

 テオーリアはウルガル出身の女性でした。
 ウルガルは銀河系とは別の銀河で生まれた古い種族であり、自身の生物種としての衰退を回避するために宇宙に種を播き、その進化を待って狩り始めた、とテオーリアは語りました。人類も、ウルガルが播いた種から育ったものの一つである、とも。
 テオーリアは、ウルガル内で狩りに反対する者の使者として、地球人類にウルガルの襲来を告げ、それへの対抗手段を渡すために来た、ようです。
 そして、主人公たちがウルガルに抗し得た事を持って、ウルガルは主人公たちを優先的な狩りの標的にした可能性が高い、と告げたのでした。
 一方のウルガル側でも、主人公たちが話題に上っていました。こちらは、種族的な大目標には従うものの、ジアートを筆頭に、各々の狩りへの欲求を優先して競い合う感じ、でしょうか。

 …銀河伝承族+プレデター+エイリアン、な感じでしょうか。平和的な交渉は不可能というか、ウルガル側が受け付けない、感じです。
 では、戦いに負けた時にウルガルはどう振る舞うのか、が気になります。単純に「勝つまで止めない」のか、負けたら勝者の「栄養」になる、とかなのか。

 あと、ウルガルの指導者(?)が狩りに出ないのは、どんな理由があるのでしょう。

 ***

 アニメ『翠星のガルガンティア』TOKYO−MX他(2013.06.12#10)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 自分の戦いが人間同士の殲滅戦の一環だったことに衝撃を受け懊悩するレド。
 ピニオンは達成感からの高揚のままに、霧の海のヒディアーズの巣の殲滅と「お宝」の所有を喧伝し、引き上げた「お宝」の武器を試射してみたり、向かってきた海賊を配下にしたり、と、ガルガンティアから離れて同行する船団まで巻き込んで、お山の大将的な狂騒に取り憑かれて。
 同行する船団の大船主氏は、ピニオンが先んじて熱狂してしまったからか、状況に乗り遅れて悔しい感じ(?)なのか、今は醒めた目で状況を見るしかない様子。
 そこに、クジライカに敵意を持っているらしい武装船団が現れました。その船団は、かつてのレドの上官だったクーゲル中佐の機体と思われるものを載せています。

 チェインバー曰く。
「貴官は当機と共に、人類の尊厳を賭けて戦わねばならない。根幹を同じくするものとの争いにおいて、敗北は、即、滅亡を意味する。文明を追求することと、それを放棄すること。人類銀河同盟とヒディアーズの戦争は、二つの異なる生存戦略の相剋であり、敗者は、淘汰を待つのみである。(略)私は、パイロット支援啓発インターフェイスシステム。貴官が、より多くの成果を獲得することで、存在意義を達成する」

 …ヒディアーズを根絶するために作られたボクを使ってヒディアーズを殺しまくろうよ。
 能弁ですが、同根の存在同士の和解・相互理解の可能性を考慮しない・切り捨てている感じなのは、チェインバーが自身を戦闘機械と規定している(されている?)からでしょうか。

 海賊を無慈悲に殲滅した時と、レドの中で何が変わったのでしょう。ガルガンティアの人々との触れ合いで変わっていったとして、ありがちな段取り芝居かもしれませんが、最初に殺した海賊たちについて振り返って悩むところがあったら、と思いました。

 危険な方向に気が大きくなってしまったピニオン、クジライカの死骸を誇らしげ(?)に掲げる狂信集団(?)、上官機、と、混沌な騒乱の予感しかしない状況に、レドは自分が納得できる「何か」を見出し・選び・進むことが出来るでしょうか。

 中佐は、ワームホールへの突入具合がレド/チェインバーと違っていて、そのためにレド/チェインバーより過去の時間の地球に到着していて既に死亡し、機体に遺言が残っていた、という展開を想像したり。
 中佐機とチェインバーの相乗効果で、宇宙を亜光速で移動可能であることが分かり、レドはチェインバーを無人で送り出し、自分は地球/ガルガンティアで生きる、な感じの終幕を希望したいです。
 …あ〜でも、この終わり方では逃避と言うか、真実を知った者として何が出来るか考えることを止めたエンドじゃないか、という疑問/地球のクジライカと人類の関係をどうするか、という方向性の欠如/チェインバーが辿り着く前に人類銀河同盟とヒディアーズの戦いに決着が付く可能性/首尾よくチェインバーが人類銀河同盟に辿り着いて地球の情報が人類銀河同盟の知るところとなり、人類銀河同盟が地球に襲来する可能性、等の懸念が払拭されない、とも思えるので、ん〜(悩)。

 デウス・エクス・マキナな強引なオチで良いなら、数千年生きて悟りを得てしまった、ライアン松本由来の巨大クジライカ・ヒディアーズが姿を見せ、レドと対話して、人類銀河同盟や宇宙ヒディアーズとも対話したい、と言い出して、レド/チェインバーは巨大ヒディアーズとともに人類銀河同盟を目指して旅立つ、とか。

 いっそ。
 中佐機の地球落着は数千年前で、中佐機が発した人類銀河同盟への救難信号は、レド/チェインバーが地球に漂着した頃には、既に人類銀河同盟まで届いていて。
 巨大クジライカとの対話中に、ワームホール・ドライバを使って人類銀河同盟が太陽系に出現し。
 ところが数千年の間に、人類銀河同盟と宇宙ヒディアーズは相互理解に至り互いを認め合い共存共栄関係になっていて「もう戦いは無い」と告げて。その後、全ての人々は幸せに暮らしました、と。
 …これもある意味「黒淵」な、「物語の死」エンドですね。

 ピニオンの暴走と、狂信集団っぽい武装船団を、どうするのか。
 説得できるだけの言葉をレドは持たないでしょう。海賊みたいに全滅させるのは、今のレドでは無理でしょう。かといって、ピニオンたちを現状のまま放り出す形で袂を分かつ、というのでは物語としてダメな気がします。

 ***

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』MBS・TBS系(2013.06.16#10)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 新生ジオール・モジュールは月に近付き、ドルシア軍はあと一度くらいしか攻撃機会が無い様子。
 生徒たちも学校関係者も、全ての住人がヴァルヴレイヴのための「特別に用意された者たち」だったジオールで、唯一のイレギュラーな「一般人」だったらしい教育実習生・七海リオンは、対外的に新生ジオールの代表「役」をしていたのを、生徒たちの中から改めて「代表」を選ぼうと、選挙を提案・実行します。
 指南ショーコが代表の座を射止めた時に、時縞ハルトは「神憑き」の発作で流木野サキを襲ってしまいます。

 …神憑き4人衆は、エルエルフとかに相談するでもなく、自分たちだけで結束してしまっているのは、意外なのか、そんなものか、なのか。

 今更ですが、この『革命機ヴァルヴレイヴ』は、いわゆるひとつの中二病な要素を散りばめる作品で、今回の展開も、その端的なものの一つなのだろうか、と困惑が。
 それとも、根源的な「飢え」の表象としての人肉食の暗喩・婉曲表現、だったりするのでしょうか。それはそれで、物語の中での現れとしても、演出・脚本上の処理としても、歪んでる気がしますが。

 戦争をしていること、生徒をしていること、少年少女であること、等の場面ごと・状況ごとの描写が類型的というか、各々のキャラクターなりの特徴というか連続性・整合性が感じられないというか。
 描写される出来事や行動が断片的で、前後の状況や関係性を想像しようにも手掛かりが少なく、パズルを組み上げる以前の、個々のピースが乱雑に撒かれて行く様子を眺めるしか出来ない、みたいな。

 2013.06.23 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.06.17#11)(地上波とニコニコチャンネルで視聴)。

 今回は、火星に墜落したウルガル母艦に潜入し情報を回収する任務。
 ウルガル母艦は急速に自壊しつつあり、残敵に対処しながら、主人公たちは任務を遂行しました。

 …ウルガルの一般兵は、ウルガル版の遺伝子工学な感じの技術で生成された、使い捨て前提の道具とでも言うべきモノでした。主人公たちは、自分たちとウルガル一般兵とを、ダニールの知識も交えて対照比較し、自我の有無・自発性・自由意志が「人と道具の違い」ではないか、と自問自答します。
 各人の言動とかに、制作側が色々と設定や考察を重奏させている感じが面白いです。

 ダニールさんは、とてもRな存在でした。義体化人なのかもしれません。地球側に居るのはテオーリアに従っているからで、根本はウルガル寄りの倫理・論理で動いている気がします。

 司令は、今回の作戦でウルガルの「ゲートの位置」を得たかった様子。ゲートを壊してウルガルを太陽系に封じ込めよう、とでも考えているのでしょうか。

 ***

 アニメ『翠星のガルガンティア』TOKYO−MX他(2013.06.19#11)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 クーゲル中佐は独裁宗教国家的な武装船団の統率者になっていました。
 クーゲル船団には、かつてレド/チェインバーが撃退した海賊・ラケージが身を寄せていました。
 ピニオンたちを有無を言わせず強引に「接収」したクーゲル船団は、次にガルガンティアを、大規模な「啓蒙作戦」の対象に選びました。

 …ラケージとラケージの部下には、他のクーゲル船団員のような「印」が描かれていません。その「自由勝手」を、ラケージは自力で獲得したのでしょうか。そして何故、クーゲル中佐はラケージに、そのような自由を与えているのでしょうか。
 ラケージは、クーゲル船団の「お宝」を略奪して姿を消す、的な企みをしている感じが、ひしひしと(苦笑)。どんな勝算があるのでしょう。

 レドとクーゲル中佐は、対決へと向かう展開しか無い感じがします。
 でも現状では、レドが上官に反旗を翻した場合、チェインバーが従うとは思えません。
 …クーゲル中佐が本当に「生存」しているのか否か、が鍵でしょうか。

 ***

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』MBS・TBS系(2013.06.23#11)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 月の赤道(?)上空には、軌道環のような大小の光る環が懸かり(内側の小さい環は、等間隔に配置された多数の、弧を描く細いモノで月面と繋がっている様子。大きい環は軌道環にしては中心が横にズレてます)、月面には、巨大なモジュールのような、大きさの違う明るく輝く丸い形のものが幾つも、軌道環の下あたりに配されていて。

 新生ジオールでは生徒たちが選んだ「内閣」が決まり、盛装して階段で記念写真か何かを撮った感じで。一般の生徒たちは、すっかり兵隊として組織され。

 ドルシア軍には、また援軍が来た感じで、月と新生ジオール・モジュールの間に艦隊を置いて攻撃を始め、更に、その指揮官は指南ショーコの父親を人質に、内閣総理大臣・指南ショーコに降伏を迫ってきました。
 しかし、この展開を想定していたエルエルフは、新生ジオール・モジュールを餌に艦隊の陣形を誘導し、時縞ハルトの革命機の必殺技・ハラキリブレードによって、指南ショーコの父親もろともドルシア艦隊の大半を殲滅させました。
 ところが、元々のエルエルフの上官だったドルシア軍指揮官氏は、そのエルエルフの対応を読んでいて、自らが指揮を執り新生ジオール・モジュールに突入を強行し、底部から中心に大型のドリルを撃ち込みました。

 そして。
 指南ショーコは父親の死に涙し。
 時縞ハルトは流木野サキにプロポーズしたのでした。

 …なんとも混沌とした、でも非常に危機的な状況です。

 このままだと新生ジオール・モジュールは内部から大破して、その後に月に落ちそうな気がします。もしそうなったら生徒たちは、神憑き化した4人以外の何人が生き残るでしょう。

 紫の革命機に乗るのは、はたして指南ショーコか、連坊小路アキラか、二宮タカヒか、判りません(苦笑)。

 2013.06.30 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.06.24#12)(地上波とニコニコチャンネルで視聴)。

 ケイとタマキの広報活動を主軸(?)に、アサギとメカニック娘アンナのデート、イズルの一意専心っぷり、スルガの趣味(?)に懸ける情熱、等が描かれた、戦闘の無い平和な一日の光景、な回でした。

 …スルガは、彗星の通過でも待っているのかと思いましたら、何やら標準的な軍艦とは違う異様な外観の宇宙船がスターローズに接近してくるのを待っていた様子。貨物船のようにも見えましたが、何かの前振りでしょうか? 特殊・特別な武装か何かの到着を待ち焦がれていたとか?

 次回は、ケイとタマキの中の人がガイドするらしい「特別編」(前半総括編?)とのことなので、今回のノリが続くのか否かが気になります(笑)。

 ***

 アニメ『翠星のガルガンティア』TOKYO−MX他(2013.06.26#12)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 クーゲル船団はガルガンティア強襲の準備を進め。
 それを知ったピニオンたちは反旗を翻し。ラケージもピニオンたちに加勢して。
 レドはチェインバーにクーゲル/ストライカーとの戦いの可否を問い、チェインバーはクーゲル/ストライカーの行動が人類銀河同盟の規範から逸脱していることを認めて、しかし決断はレドに委ねて。
 レドはメルティに、ガルガンティアに状況を知らせる使者役を託し。
 そしてレドはクーゲルを諫めようと戦いを挑み、ストライカーの動きを止めてクーゲルと対峙したものの、クーゲルは死亡していて、ストライカーが自律行動を見せ。

 …外気に晒されたからか、クーゲル中佐の肉体は急速に朽ちた感じで、ヘルメットごと首が外れて落ちました。ヘルメットの透明部分が開いたが故の現象だったみたいですが、クーゲルが生きていた時に「開け」る操作をしていたのか、ストライカーが開けたのか。頭部以外はコックピットの固定具で保持されているのでしょう。
 はたして、いつからストライカーは欺瞞を続けていたのでしょう。それはクーゲルの意志・遺志なのか、ストライカーの判断なのか。

 ストライカーの逸脱行動を止めて、クーゲルの死を人々に周知させて、でもそれでクーゲル船団の人々は、クーゲルが施した盲信と妄執から抜け出すことが出来るでしょうか。…それはガルガンティアの人々の善意・熱意・誠意に期待するしかないのでしょうか。
 あと、ラケージは思惑通り海賊稼業に復帰できるのでしょうか(笑)。
 オルダム先生の言う「鍵」=天の梯子? とは、はたして何でしょう。…軌道上に環は無いので、ロータベータか何か? とか想像しますが。

 宇宙の人類銀河同盟とヒディアーズの鏖戦は、レドとガルガンティアの手に余る・どうしようもない遠くの出来事として棚上げ、でしょうか。

 ***

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』MBS・TBS系(2013.06.30#12)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 緑、黄、青の革命機は敵機が熱した装甲を押し付けるという作戦で強制的に機体温度を上昇させられ機能停止に追い込まれ、新生ジオール・モジュールはドルシア兵たちに攻め込まれ、ドリルは致死性(?)ガスを撒き散らしながら地上部へと上昇を続け、時縞ハルトとエルエルフは、エルエルフの上官氏・カインに行動を読まれて先手を打たれ捕縛され、もう陥落寸前に。
 そこに、紫の革命機が現われ、ドリルを逆転させ、ハルトとエルエルフを解放し、なんとか逆転の構図になったところで。
 カインは異能というか異常な力を見せ、革命機の工場(?)にあった、未完成と思われた機体に搭乗し起動させ、その機体は液体のような光を放出し人型になり。

 …第一期終了。第二期は10月からの予定、と。

 紫の革命機に乗ったのは連坊小路アキラでした。
 新生ジオール・モジュールの状況が壊滅寸前であることは変わらず、どうなるのかは第二期待ちですが、想像するにも手掛かりが無さ過ぎて判りません(苦笑)。

 2013.07.04 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.07.01#特別編)(地上波とニコニコチャンネルで視聴)。

 ざっくりとした物語の解説と、ケイとタマキの中の人の色々な話と、次の13話の普通の予告編、でした。
 …でも、当方の視聴してる放送局では、次週(7/8)の放送は無い模様。予告編は流れたので、これは一週遅れでの放送になるのでしょうか。orz
 とすると、今後はニコニコチャンネルでの視聴が最速になる感じです。

 ***

 アニメ『翠星のガルガンティア』TOKYO−MX他(2013.07.03#13)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 最終回。

 ストライカーは、クーゲルが残した体制を至高とし、それを体現するものとして自らを神と宣言し、人々を自身への奉仕者と断じ、レド/チェインバーにも従属を命じ。
 チェインバーは、レドの「生き方を模索したい」(意訳)という言葉を聞き、レドは兵士ではなくなったと告げ、頭部からコックピットを切り離し、自身の大破と引き換えにストライカーを破壊し。
 ガルガンティアは、動態で維持していた電磁投射砲を使い、クーゲル船団の基幹/旗艦と、クジライカの巣の兵器群を含む遺跡を破壊し。
 騒乱が終わり。
 そしてガルガンティアには、ラケージたち、クーゲル船団の人々、ピニオンたちガルガンティアから離れていた人々、全ての人々を受け入れ。
 レドもガルガンティアの一員として生きる道を得て。

 …戦後処理は、どれだけの紆余曲折があったのかは想像に任せる感じで、全て上手く行った結果だけが点景として描写されました。
 互いにそれなりの数の死傷者が出たでしょうし、船や装備や家財の損壊もあったでしょうに、感情的なしこりをどう解決・止揚したのだろう、とは思うのですが、それは本筋ではない事として割愛した、のでしょうか。

 チェインバーの、レドの生存を以て自身の存在意義を満たすという論理と、ストライカーの、クーゲルから託された状況を堅持するために自身が在るという論理。それは生を望むレドの意志と、死を得たクーゲルの遺志、の差なのかな、と思ったり。

 最後の方の、大団円なガルガンティアの光景には、『未来少年コナン』のそれを連想しました。

 最後のシーンで、チェインバーの「心」がはるかな未来に、ヒカリムシのネットワークの中に再構成される可能性を空想しました。
 それは人類とクジライカの対話を仲介し、共存共栄への立役者になり、そして、宇宙の同胞たちの終わらない闘争を終わらせようと提案する、みたいな感じもいいかも、と。

 (2013.07.05 追記)

 最後の方で、ベローズとの会話の中で、レドはクジライカの巣に潜っているらしいことが仄めかされています。
 そのクジライカの巣が、あの霧の海の場所のことだとすると、日の光が見える程度の深さの海底に沈んでいるチェインバーを、レドが見つけている可能性も考えられます。
 もし、レドが大破したチェインバーを見つけながら、彼をサルベージしていないとしたら、その理由は、彼の機体がクジライカの苗床になっていたから、なのかもしれないと思いました。

「くたばれブリキ野郎」
 とは、チェインバーがストライカーに告げた最後の言葉です。
 元々「ブリキ野郎」は、ピニオンがチェインバーを呼ぶ愛称(?)です。
 チェインバーは、一度は「貴官は当機と共に、人類の尊厳を賭けて戦わねばならない」(第10話)と断言したレドを、「あなたは兵士ではなくなった。生存せよ」と、殺し合うこと以外の選択肢の模索も許容する意味を込めた感じで解き放ちました。
 チェインバーにとって「くたばれブリキ野郎」という言葉は、対ヒディアーズ用戦闘機械であるマシンキャリバーは現在の地球には存在してはならない(=クジライカとの共存を脅かす存在は不要である)という、自己否定を含んだ台詞だった可能性は無いだろうか、と思い付きました。

 2013.07.08 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.07.08#13)(バンダイチャンネルで視聴)。

 新人・アンジュと新型機・ブラック6がゴディニオンに配備されました。
 アンジュは、どうやら戦闘時に高揚(?)すると異常に攻撃的な性格が露わになる感じです。
 新人と新型は、イズル/レッド5を模擬戦で圧倒し、実戦でも暴走気味ながら敵ウルガルの指揮官の一人に勝利しました。

 …新型アッシュ・ブラック6は、今回を見る限りではレッド5かブルー1に固定武装を追加・強化したもの、でしかない印象です。機動力(時間当たりの移動量・移動速度)や最高速度など、細かく見れば違っている描写があったのかもしれませんが、普通に視聴する限りでは、ブラック6とレッド5やブルー1、あるいは敵機視点の描写でも、多数の固定武装による圧倒的な攻撃力以外に明確な差異は判りませんでした。
 模擬戦は、機体性能の差よりも、イズルの心構え不足が敗因のように思えますし。
 レッド5とブルー1をブラック6相当に強化・更新できれば、チームラビッツの潜在戦力の向上は著しい、と言うことはできるでしょうか。

 全員が一から関係を深めて来たゴディニオンやチームラビッツにとって、初めての追加人員との距離感や接し方を図るのは難しそうです。
 チームドーベルマンとの時は、あっちが実績のある先輩で、対人関係の構築能力も持ち合わせていて、受け身的な接し方で良かった感じですが、抜き身のナイフを常に忍ばせている感じに過敏なアンジュでは、アンジュの方の意識改革をなんとかしないと、相互理解も協働も難しく・上手く行くには時間がかかりそうです。

 ところで、クロキ・アンジュは今のところ性別不詳と見るべきでしょうか(笑)。公式サイトの設定画を見る限りでは、乳な影も胸板な影もない、まっ平らな体形なので、どちらかといえば少年に見えますが。

 (2013.07.09 追記)

 いつクロキ・アンジュにテオーリア情報を知らせるのか、ちょっと気になりました。現状の相互信頼度を想像すると、今すぐに開示しても利点は無い、と思えます。でも、知っていてもらわないと、チームラビッツとしての作戦行動に差し障りがありそうです。
 今打ち明けたとして、アンジュがテオーリア情報を信用しなければ、ゴディニオン・クルーやチームラビッツへの信頼度も上がりようがないでしょうし、信用したらしたで、テオーリアに対して攻撃的になる可能性を考えてしまいます。

 2013.07.15 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.07.15#14)(バンダイチャンネルで視聴)。

 クロキ・アンジュは、少しずつ打ち解ける感じに。
 テオーリアはイズルに会いに来て、ヒーローであれ、と激励し。
 遭難したチームドーベルマンの船の救出任務に出たチームラビッツを、ジアートが襲撃。
 イズルはジアートと限界バトルを繰り広げたものの、レッド5の機体の方がイズルに応えきれなくなって、ジアートの方も戦闘時間に限界があったのか引き上げて、決着はつかず。

 …レッド5のパワーアップか新機体への更新か、な感じの展開が期待されますが、はたして(笑)。
 アサギ、ケイ、スルガ、タマキ、アンジュ、の各々も、もしかしたらゴディニオンの方も、イズル/レッド5の限界突破に刺激を受けて奮起したりするのでしょうか。

 レッド5の限界は、地球製の機体が、イズルの奮起(?)に応じた、ウルガル由来のジュリア・システムの要求に応えきれない感じで、簡単に対応できるものなのか疑問ですが、第11話に火星で得た情報とかが伏線・鍵になったり? などと空想したり。

 食事をしたり、料理をしたり、整備をしたり、人間関係で悩んだり、は、地球側のみの描写、な感じです。ウルガルの方は、ひたすらに個人の欲求に従った戦いへの関心しかない、様子のみが描写されてます。今後、それが変わるのか否か、も興味深いです。

 (2013.07.16 追記)

 テオーリアが地球人類にウルガルの情報を供与した意図は、どのような結果を求めての事なのでしょう。
 ・ 狩りに血道をあげるウルガル指導部の殲滅。…主人公たちがジアート以下の指揮官たちを倒す。テオーリアがウルガル指導者の座に就く。
 ・ 太陽系からのウルガル勢力の放逐。…未来の再襲来は覚悟の上で、今現在の危機的状況の打開を目指す。地球人類が将来的にウルガルと似た行動を採るようになるか否か、も賭け。テオーリアは、ウルガルの次の目標に向かう?
 ・ ウルガル指導部の方針変更。…地球人類とウルガルの間で、不可侵条約なり講和条約なりを結ばせる。テオーリアは地球人類とウルガルの仲介者となる。
 ・ 実はウルガルの狩りを「できるだけ面白く・有意義な」ものにするための工作。…テオーリアは、実は最終的にはジアートが主人公を狩って欲しいと思っている。もしくは、自分が手を貸した原生種族がウルガルにとって重要なものになることを期待している。

 火星での会話からすると、もしかしてウルガルにとって「ウルガル人」とは、あの指導層だけで、他の従者や兵士は量産される・代替の利く「道具」という位置付けだったりするのでしょうか。

 2013.07.23 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.07.23#15)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 限界突破したイズル/レッド5は、レッド5からイズルへのフィードバック(?)もあったようで、イズルの性格・精神状態が一時的に「変」に。
 一方、ウルガルは地球側の基地から情報を得て、色々と知った模様。

 …アンジュは、イズルの限界突破や、自身の単機戦闘スタイルの限界を、どう克服するのでしょう。一悶着あるのか、自力で解消するのか。

 前線部隊に、アマネ少佐(着任時に中佐に昇進し、今回の戦闘のあとで大佐に昇進)が、チームドーベルマンと新型(?)母艦と共に参加した、と見ていいのでしょうか。ゴディニオンと共に遊撃部隊的な運用をされる、みたいな?

 ウルガルはMJPの情報を得て、「狩り」の目標に学園を据えた感じですが、いわゆるアブダクション的な強襲でもするのでしょうか。
 なぜ前線基地に必要と思われないMJPの情報があったのか疑問なのですが、もしかして、超光速通信レベルの技術があって・それを使ったクラウドなデータベースが太陽系規模で構築されている、とかだったりするのでしょうか(苦笑)。

 2013.07.29 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.07.29#16)(バンダイチャンネルで視聴)。

 地球人類の指導層は、現在から将来への、利害調整・勢力拡大・権益確保・捕らぬ狸の皮算用・権力闘争・等々の絡み合った会議で踊り。
 ウルガルは、着々と都市学園攻略へ向けて手を打って来て。

 …敵と味方の生死を賭けた戦いの幕間の、主に地球側の色々な面・考え・思惑の絡み合い・すれ違い・ぶつかり合い、の提示みたいな?

 主人公たちや、その近くの人々の、その時々に描かれる、色々な・個人的な夢や希望と同じものが、無用に会議を踊らせてしまう様々な団体・組織・国家の代表・顔である人々にも、同じ様にありはするのだろうな、とか思ってみたり。

 では、ウルガルの我欲と地球人類の希望と、何が違うのでしょう。…端的には、今だけの・個人だけの満足の追及と、自分だけでない・把握できる・配慮できる範囲内での人々を含めた将来・未来への繋がり・継承を目指しての配慮、の違いかな? と言ってみましょう、か。
 ウルガルは、自身の未来や将来に、現状維持・継続以外に見ている「何か」はあるのでしょうか。

 2013.08.05 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.08.05#17)(バンダイチャンネルで視聴)。

 地球・グランツェーレ都市学園にある(かもしれない・可能性が高い)「優秀な遺伝子」の情報を確認しよう・得ようと強攻するウルガル部隊と、その強攻を補助する陽動のためのウルガル部隊に対し、地球側も、チームラビッツが強攻するウルガルに向い、陽動役のウルガルにはチームドーベルマンとブラック6が当たることに。
 都市学園上空で、ウルガル強攻部隊とチームラビッツのレッド5・ブルー1・ローズ3が交戦。パープル2は上空から支援し、ゴールド4が大気圏外からの遠距離射撃でトドメ、のはずが、ウルガル指揮官機はゴールド4の砲撃に耐えて?

 …ジアートの言葉からすると、いま太陽系を進攻するウルガルは主導的な立場ではあるものの、その権力・地位は絶対ではない感じ? ウルガルの目的が「生存戦略」とするなら、得た力の優劣や力を得る方策・結果の有効無効を競っている、とかでしょうか。
 ジアートはテオーリアが地球に居ることを他のウルガル指導層には秘匿しました。政治的な駆け引きに使うとは思えないので、レッド5との「狩り」に専念したい・余計な行動を強いられたくない、がための判断でしょうか。

 ローズ3の想定仕様を使い、大気圏への強攻突入を盛り上げた今回の状況設定は燃えます。
 ウルガルが少数精鋭・超個人主義であることで、大規模な戦争の一部ではない・ヒーロー的な対決の状況が構成されていたり、それでいて、チームラビッツの各々の機体の想定仕様の違いが戦術となって、ファンタジーではなくSF寄りにしていたり、等々、独自の・手を抜かない・丁寧な考察・考案の姿勢は素晴らしいです。

 2013.08.13 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.08.13#18)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 グランツェーレ都市学園すぐ横の花畑での死闘は、アッシュ全機のほぼ全損と引き換えに強力なウルガル指揮官機を撃滅して終わりました。チームラビッツの機体も、戦場周辺の都市学園も、物理的な損害は多大だったものの、ウルガルの目標達成…「優良な遺伝子情報の確認・奪取」は阻止することができました。
 ウルガルの内部では、主にジアートの、地球人類とテオーリアに対する思惑によってでしょうか、幾許かの齟齬が生じている感じです。その影響で、ウルガル指導層の一人が謀殺されてしまいました。

 …ウルガル王は、弟・ジアートの行動・思惑を、ある程度は把握・認識している様にも思えます。兄の寛容とその理由を、ジアートの方は把握しているのでしょうか。指揮層の一人を謀殺する行動には、兄王の考えを測る意図もあったのでしょうか。
 互いの個人的な感情に関わらず、全ての行動が全体の政治的関係や思惑に影響することを不断に意識しなければならないとしたら、なんともストレスの溜まるものだと思えます。

 テオーリアはジアートの接触に、何か応じたりするのでしょうか。それとも自身は沈黙を守り、ウルガルと地球人類との抗争は、地球人類/チームラビッツの対応と成り行きに全てを委ねるつもりだったりするのでしょうか。

 2013.08.20 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.08.20#19)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 地球の内懐・グランツェーレ都市学園への敵機侵入を受けて、一般人は危機感と不安に揺れます。
 地球軍は、各勢力の確執や、これまでの戦闘による人材損耗の補充がままならない中、ウルガルが静かであるのが救いな状況で、それでも全人類をまとめ上げての反攻を模索している様子です。
 ウルガルの補給線/生命線であるゲートの位置を得ようと、チームドーベルマンが有人探査も未だだった外惑星系への特別偵察任務に派遣され、ウルガルとの戦闘で2機2名を失うものの、ゲートの位置確認に成功しました。

 …とうとう準主役級キャラクターに戦死者が出ました。
 主人公たちの個人的な心情は、少なからず荒れるだろうと思えます。それが、戦場に・戦闘に、どう影響するか・どう描かれるのか、を注視したいです。

 2013.08.26 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.08.26#20)(バンダイチャンネルで視聴)。

 チームドーベルマンの葬儀は、遺体の代わりに遺品が棺に入れられ宇宙葬が行なわれました。
 イズルの肉体に、遺伝子レベルで異状が起きてしまいます。そのことが引き金になり、イズルとアサギの遺伝子提供者情報が明らかになり、イズルにはテオーリアとシモン司令の遺伝子が、アサギにはシモン司令の遺伝子が、それぞれ使われたことが判りました。
 地球/軍では、ウルガルのゲート破壊を最終目標に据え、人類の全勢力の統合を実現するために、各勢力の指導層への「対価」として、テオーリアの存在が明かされました。

 …けっこう急展開な感じです。
 テオーリアさんが自前のウルガル・メカを持参していたとは思いませんでした。まして、前線に出る気になるとは。

 EDが(また)変わりましたが、前回のチームドーベルマン追悼EDに似せた演出には、悪い予感しかしません。
 鬱展開はイヤです。

 2013.09.02 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.09.02#21)(バンダイチャンネルで視聴)。

 最終決戦へ向けて、地球とウルガルが同期するかのように動きます。
 ウルガルは「最後の狩り」と宣言した皇帝を本拠に残し(?)、指揮官勢は全員が出撃しました。ジアートの動向・指揮官たちに同行しているのか否かは不明です。
 地球軍は、ウルガルのゲート破壊を行なうための作戦立案と周知を終え、なんと、スターローズの宇宙側の母港区画全体が、巨大な空母というか移動基地として、全艦隊を収容して地球から発進しました。スターローズの動力は、どうやらテオーリア機が使われている感じです。
 チームラビッツ/ゴディニオンは、イズルがアッシュに搭乗すると死亡する可能性が高いということで、イズル/レッド5がゴディニオンに待機となった以外は、ブルー1,パープル2,ローズ3,ゴールド4,ブラック6が作戦の要となることが指示されました。

 …スターローズと地上を結んでいたワイヤー(?)を母港区画から一斉に切り離しましたが、地上に落下したりはしないような機構があるのだろうな、と想像します。
 個人的には、母港区画のケーブル接続部だけは最小限の宇宙側施設として地球上空に残っていて、軌道エレベーター機能は有効のまま、とかの方が好みですが。

 現在生き残っている登場人物たちには全員生き延びて欲しい、というのが希望ですが、はたして。

 チームドーベルマンのメンバーの殉職に関して、チームラビッツやゴディニオンの関係者たちの動揺や懊悩は、あまりあとを引くような描かれ方はされていないように思えます。改めて亡くなった者たちの思い出や過去を描くことをせず、その死に心を乱したり立ち止まったりすることもなく、最善の道を考え目指す、最前線の人々を描いている、のだろうと感じます。これが地上や後方支援の人々を描くのであれば、もっとドロドロとした色々な展開も、ゴディニオン周辺の物語と平行して起こっていた/起こっているのだろうな、とも考えます。

 2013.09.09 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.09.09#22)(バンダイチャンネルで視聴)。

 ウルガルのゲートを破壊する作戦が開始され、ゲートを目視できるまでの距離に接近した時点で、偶然にゲートを通過してきたウルガル艦隊と鉢合わせしてしまい、両者は消耗戦に突入します。
 チームラビッツは所定の作戦に従いゲートに攻撃用マーカーを撃ち込む任務を遂行し、ウルガルの指揮官の一人を倒し、ブルー1がマーカー撃ち込みに成功、地球艦隊はゲート破壊用大出力光線兵器をゲート中心に発射します。
 しかし、ゲート中心には光線兵器の威力を無効化する障壁が展開されていて、地球側の攻撃は失敗しました。
 そしてチームラビッツはウルガル艦隊に包囲され、絶体絶命の危機に陥りました。

 …ジアートはイズル/レッド5の出撃が確認されるまで待ちの姿勢、みたいな。
 ウルガル側の指揮官勢は、皇帝、ジアート、総指揮官氏、ジアートの手駒氏、が残っていて、現場には総指揮官氏と手駒氏が居て、ジアートは現場に直行可能、皇帝も本拠地でゲートの近くに居る様子、と。

 状況的には地球側が全滅の危機です。
 これを覆すとしたら、イズル/レッド5が出てジアートが応じ1対1の決闘になって、地球側もウルガル側も決闘の結果待ちになる、くらいしか思いつきません。

 皇帝と本拠地について、どんな段取りが用意されているのか(皇帝と本拠地が太陽系側に転移するのか否か、等)、も気になります。

 2013.09.16 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.09.16#23)(バンダイチャンネルで視聴)。

 ゲート直前でウルガルと地球軍の消耗戦が続きます。
 地球軍は劣勢ながらも果敢にゲートへの攻撃を実行しますが、ウルガルの守備力とゲート自体の耐久力は圧倒的で、破壊できる目処が立ちません。
 イズル/レッド5を参戦させようと、ジアートが出撃してチームラビッツを圧倒し、ウルガルの総指揮官氏も出てきました。
 そしてゴディニオンの人々を説得し、イズル/レッド5が出撃しました。
 テオーリアと従者氏も参戦し、チームドーベルマンの生き残り氏と量産型アッシュ部隊(?)も遅まきながら到着しますが、地球軍には着実に損害が積み重なって行きます。
 地球軍の総司令官は、スターローズをゲートに突入させます。

 …地球軍の戦術が、所要に満たない戦力の逐次投入、な悪手に思えてしまいました。ウルガル側の損耗具合が具体的に把握できない点と合わせて、戦局の推移が段取り芝居にしか感じられない印象です。

 2013.09.23 

 アニメ『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』TOKYO−MX他(2013.09.16#23)(バンダイチャンネルで視聴)。

 ジアートとイズル/レッド5の決闘と、ウルガル・ゲートへのスターローズ激突を巡る攻防が続きます。
 イズルがジュリア・システムの負荷を乗り越え理想の覚醒へと至り、それに応じてジアートも全力を引き出し、拮抗し。
 ウルガルの総指揮官氏の被弾を機に、ジアートの手駒氏はゲートの防衛を放棄して撤退を指示。スターローズはゲートの中心に激突します。
 スターローズの激突によりゲートは崩壊。ウルガルの本拠地と太陽系は切り離されます。
 イズル/レッド5はジアートに痛撃を与え、ゲートの最終的な崩壊の後、ゴディニオン/チームラビッツに生存確認されます。

 …未来での再戦が待っている予感バリバリな結着、みたいな。

「私たちは、まだまだ先に行けるぞ」(ジアート)

「ついに辿り着いたな。ゲートは閉じたが、我々に新たな進化の道が開けた」(ウルガル皇帝)

 イズルが「…受け入れた」とか呟いていたら、恐いです(苦笑)。

 総司令氏が「ジュリア」という名を口にし、テオーリアが応えていましたが、ジュリア=テオーリア、だったのでしょうか。

 もう少し、ネタ晴らしというかウルガルと地球人の間の相互理解・状況把握の描写が行なわれて欲しかった、と空想科学設定好き者としては残念です。
 ジアートは死んだのか、イズルは「大丈夫」なのか、再度のウルガルの太陽系進攻は確定として何年後なのか、等々、想像するにしても手掛かりが少ないのがザンネンな終わり方だった、と感じてます。

 2013.10.17 

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON』MBS・TBS系(2013.10.13#13)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 ドルシア軍に侵入され、カインに革命機2号機を奪取され、ほぼ絶体絶命かと思われた新生ジオール・モジュールでしたが、紫の革命機が参戦しドリルが無力化されカインの機体が何らかの限界を迎え、カインが撤退を指示してドルシア軍は退き、新生ジオール・モジュールは全滅の危機を逃れました。
 新生ジオール・モジュールは、中立地帯である月の軌道リング(?)に接続し、「独立国(仮)」として国際社会と対峙するようです。

 …ドルシアも新生ジオールも、次の展開のための色々を準備しているようです。

 新生ジオールの収入は、アイドル活動と募金と、革命機の情報提供を秘密裏にちらつかせる、とかでしょうか。
 新生ジオールは、エルエルフが黒幕的な立ち位置で方針決定を行なっている、ように思えます。国際社会との外交は、革命機という軍事力を背景としながらも(そうしろとエルエルフは指示しながらも)、基本は平和的・理想主義な姿勢で対応する、のでしょう…海千山千・経験豊かな官僚相手の交渉は学生には無理筋な感じですけど。

 革命機の「秘密」を知っているらしい101人評議会なる組織(?)は、ドルシア/カイン側に着いた、と見て良いのでしょうか。

 箱型の小型母艦(?)と革命機5機で地球に降下するようですが、革命機はともかく母艦の貧相さが不安です(苦笑)。

 2013.10.21 

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON』MBS・TBS系(2013.10.20#14)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 革命機5機を載せた箱型宇宙船(箱型船体の中に居住・整備環境を備えた簡易空母な感じの、意外に大きい宇宙船)で、地球の「旧ジオール領」への降下(威力偵察)を目論む新生ジオールの実働者たち(総理は対外広報役?)。
 衛星軌道高度からは「FOLLOW RING」なる支援設備(?どうやって自身の位置・高度を支えているのか不明な、上ほど直径が大きな光る輪が縦に並んだモノ?)を使い、降下専用(?)のシャトルに箱型宇宙船を貨物として積んで行なう、様子。
 しかし、生徒会長の迂闊な操作でドルシア軍に行動を察知され、FOLLOW RING降下中に攻撃を受けて。
 なんとか、1号機の強化装備と6号機パイロットの電子戦能力と生徒会長の豊聡耳能力でドルシア軍を退けたものの、降下軌道は当初の予定を外れ、旧ジオール領ではなくドルシア領に不時着することに。

 …これからは、地上でのドルシア軍との遭遇・追撃戦になるのでしょうか。
 箱型宇宙船は大破したので、移動のための「足」や生活・休息のための設備が非常に不安です。月の新生ジオール・モジュールとの接触は難しいでしょうし。
 目的地への移動や目標の達成や物資補給のために、親ジオール派や反ドルシア勢力や日和見・中立な国家群と接触したり?
 あるいは、もっと積極的にドルシア地上軍を襲ったり?(笑)

 2013.10.28 

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON』MBS・TBS系(2013.10.27#15)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 地球のドルシア領に不時着した、革命機5機+新生ジオール実働隊は、エルエルフの引率でドルシア地上軍の施設から、移動のための「足」を得ようと作戦を開始します。

 …不時着した場所は、かつてエルエルフや彼の同輩たちが「戦闘者」として育成されていた場所でした。そして、その場所は依然として、ドルシアの為の戦闘者を育成する場所のまま。

 月の新生ジオール・モジュールは、いつでも容易に攻略可能なコマ、と見なされて放置気味、な感じが。その留守番組は、彼らなりに仕事をこなしてはいるのでしょうけども。

 今回は、サブキャラの一人だった野火マリエが、実は革命機1号機(のUI)とただならぬ仲だったことが語られ、さらに、カミツキ級の不死者(?)であることも明らかに。
 ジオール/咲森学園の生徒たち/革命機、の都合良さ/悪さはヒドイですね。

 連坊小路アキラの憑依体の卓越した体力・体術は、被憑依体の少女の肉体性能・訓練の故なのか、憑依者の制御能力もあってのものなのか。
 憑依を解いた後、連坊小路アキラ本人の戦闘機動性能が上がっていたりするのでしょうか(笑)。

 2013.11.03 

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON』MBS・TBS系(2013.11.03#16)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 エルエルフの作戦は、野火マリエの行動や、革命機の技術を使ったドルシア軍の新型機の威力や、現地に居たアードライの判断もあって、頓挫寸前・危機一髪の状況に陥りました。
 しかし、実は革命機を開発するにあたってのテストパイロットだったらしい野火マリエが1号機を駆り、エルエルフたちは作戦を継続する余裕を得て、なんとかドルシア地上軍の大型輸送機(?)の奪取と、出撃した革命機の回収に成功します。

 …エルエルフたちは、遭遇したドルシア地上軍の兵士たちを容赦なく射殺していて、新生ジオールの実働者たちも、もう敵を殺すことに躊躇は無い様子ですね。

 連坊小路アキラの憑依体は、そのまま同行しているのでしょうか。
 流木野サキは、アードライと同行している憑依体を、どう処理するのでしょう。
 そして連坊小路アキラと流木野サキの本体と、彼女たちの革命機は、どうなっているのでしょう(苦笑)。

 野火マリエは、自身の持つ情報の全てを革命機に渡してしまった感じ、でしょうか。
 はたして生命維持機能は残っているのか否か。

 エルエルフが気にかけているらしいドルシアのお姫様(?)は、カイン氏と敵対している感じでもなかったですが、どんな関係なのでしょうか。

 それにしてもドルシア軍の技術開発力は、某ジオンのソレに匹敵するのでしょうか(笑)。あるいはカイン氏が、ある程度の準備をしていた、とかでしょうか。

 2013.11.10 

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON』MBS・TBS系(2013.11.10#17)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 野火マリエは命そのものをルーンとして消費されて死亡していました。
 時縞ハルトは野火マリエの死にざまに、今更ながらに自身の末路を幻視して怯えます。
 地球の反ドルシア勢力(?)からの情報で、エルエルフも知らない所属らしいドルシア地上軍の潜水艦基地に侵入したエルエルフと時縞ハルトは、ドルシア軍にも革命機の基礎(?)技術の一つらしいルーンを扱う技術があることを知ります。
 同じ頃、ドルシア地上軍の施設の一つでは、カインやドルシア指導者たちが集結して、ルーンに関わる感じの詳細不明の「何事か」を行なおうとしていたようでした。そして、その「何事か」の対象(?)に、エルエルフの同期の一人・イクスアインが選ばれていた様子でしたが、もともとカインの行状に疑問を抱いていた同期・ハーノインが施設に侵入し、カインたちと対立(?)したことで、「何事か」は目的を果たせなかった模様です。

 …革命機のオプションのインパクト・ブースター「使い魔ちゃん」は、使い勝手が良過ぎですね。

 今回、一気にカインさんは小物化してしまった気がしました。中間管理職というか一介の実働者の一人というか。悪の天才が野心を抱いて暗躍しているのかと思いましたが、それは彼の「上の存在」で、彼自身は組織的な思惑の走狗でしかない印象が。
 ドルシアの軍事行動とジオール進攻と革命機は、ルーンを扱う者たちの内部抗争が「外」に波及した結果、なのでしょうか。なんとも陰謀論です(笑)。

 ハーノインと流木野サキ本体の行方は不明ですが、大丈夫でしょうか。

 連坊小路アキラの憑依体は、どうしたのでしょう。捕虜として監禁中?

 2013.11.17 

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON』MBS・TBS系(2013.11.17#18)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 ルーンを強制収集する機能を持つらしいファントムという宇宙船(?)が、月のジオール・モジュールに接近していることを知った地球降下組は、月への帰還のための行動と、地球降下の目的である地球のジオールの状況・情報を得る行動とを、平行して行なうことに。
 ドルシア地上軍の内部の造反組織らしい「王党派」(?)の手引きで、ジオール人たちが収容されているらしい軍事基地に侵入した地球降下組のエルエルフと時縞ハルトでしたが、時縞ハルトは再会した父親から、自分自身を含めた学園の生徒たちは革命機のパイロットになるための「人工物」だったことを知らされ、エルエルフは王党派との会話から、この軍事基地内に執着するドルシア王族の女性が囚われていることを知り、どちらも綱渡りな状況に陥って行く感じで。
 アードライは地球降下組が奪取した大型輸送機を偶然(?)にも発見し、そのことが地球降下組の行動をドルシア地上軍・カインに察知されることに。

 …カイン側の判断が強引というか根拠薄弱な印象が残りました。

 何処で何をしても「革命機に無関係な一般人」は居ない印象が(苦笑)。実は誰もが関係者だった、というのは世界設定としては苦しい気がします。

 流木野サキは憑依体のままアードライと同行してますが、流木野サキ本体は、もしかして野ざらしのままなのでしょうか。それとも、地球降下組に回収だけはされているのでしょうか。

 イクスアインの「中身」は、もう変わっているのでしょうか。

 エルエルフの執着の相手であるドルシア王族のリーゼロッテさんは、カイン氏との会話からすると、本来は背後で色々と策謀している組織の側、なのでしょうか。

 2013.11.24 

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON』MBS・TBS系(2013.11.24#19)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 流木野サキは、奪取した大型輸送機に確保されていた本体に戻ったものの、そこでアードライに発見されてしまいました。
 一方、時縞ハルトの父親は残留を選び、その他のジオール関係者と共に、新生ジオール実働者たちは脱出を図ります。
 エルエルフの、文字通り粉骨砕身の活動で、博物館の大型シャトルを使い脱出は成功しましたが、エルエルフが救出したかったリーゼロッテは、脱出を成功させるために大型シャトルの機能維持に自身のルーン(情報エネルギー?)を使い、野火マリエと同じ感じの最期を迎えた様子で虚空に身を躍らせるのでした。

 …マギウスは、異星人というかエネルギー的な不定形生命体、ですか。そしてカミツキは、マギウス生命形態の劣化コピーな感じ、と。
 これって、未来時間に登場した彼/彼女の「中身」が彼/彼女ではない可能性を考えなければいけない、ということに?

 でもしかし、革命機自体(UI娘関連)はリーゼロッテたち(マギウス)とは別口っぽい? 相互に無関係な別の宇宙旅行者、という展開は考えにくいので、マギウスに反抗する人類(組織?)がマギウスから奪取・窃盗したマギウスたちの「子孫・子供」的なものなのでしょうか。

 設定としては、まぁありがち、ではある気はします。
 そして、この物語世界の現在の世界・社会の状況設定は、どこまでマギウスの干渉・操作によるもの、なのでしょうか。
 ルーンを主食にしているマギウスたちの宇宙船(?)には、宇宙旅行に際して自分たちの存在を維持するためにもルーンを生成する機構・機関は載せてそうな気がするのですが。それとも、ルーンを生み出す家畜的な生命体を連れていたりしたのでしょうか。

 リーゼロッテが無事か否かで、今後のエルエルフの行動指針は変わりそうですが、はたして。

 それにしても、流木野サキの近未来はどうなるのでしょう(苦笑)。あのままアードライに連行されてカイン側の虜囚、でしょうか。…もしかして、アードライの左目銃撃事件の「誤解」が解けるフラグだったり?

 2013.12.01 

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON』MBS・TBS系(2013.12.01#20)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 地球を脱出し月のジオール・モジュールへと向かう時縞ハルトたちは、途中で月へと向かうルーン収集船ファントムを攻撃し、運良く(?)捕獲しました。
 新生ジオールの各国に対する粘り強いロビー活動が実を結んだらしく、月のジオール・モジュールにドルシアと対立する各国の代表たちが訪れて、ドルシアへの非難決議が採択される運びに。
 この動きに対し、ドルシア(と101人評議会)は、捕縛していた流木野サキが一種の不死者であることを暴露するのでした。

 …この状況は、新生ジオール側にとっても101人評議会の「真実」を公表する絶好の機会、ではあるのでしょうけど、その情報は時縞ハルトたちカミツキの間だけの秘密だったらしく、効果的に公表するだけの準備は整わない感じ、でしょうか。
 ドルシア(と101人評議会)は、そういった情報統制・操作・誘導も事前準備を含めて万全の体制で実行したのでしょうし。

 とうとう不死者の存在が公知のものとなって、全人類の間に困惑・猜疑・恐怖といった悪感情が蔓延しそうです。

 101人評議会としては、今回の革命機とカミツキを巡る暗躍を失策として廃棄し、世界的な混乱を起こす事で情報を攪乱させ真相を誤魔化してしまおう、的な思惑に感じます。

 ドルシアは「不死者なのは新生ジオールの者たちだけである」的な宣伝活動を行い、新生ジオールの孤立・分裂・消滅を狙う、のでしょう。
 その情報操作に対して、新生ジオールは、どう対抗するのでしょう。

「革命機に乗った僕たちは不死者になりました」
「不死者になりたい方は、新生ジオールに来てください」
「ただし、不死者になれるか否かは保証できません。僕たちには適性がありましたが、適正がない人は死んでしまいます」
…という感じの対抗広報をしたら、世界情勢はどうなるのでしょうね(悩)。

 あるいは
「僕たちを不死者にしたのは101人評議会という組織、らしいのです」
「僕たちは101人評議会にとっては単なる実験だったようです」
「僕たちは他人を乗っ取ることができます」
「101人評議会の会員も同じことができるそうです。そして、様々な国の様々な場所に、他人を乗っ取った101人評議会の会員が乗り込んでいる、そうです」
…と広報したら。

 (2013.12.02 追記)

 緑の革命機4号機は、流木野サキと同様にドルシアが確保した、と考えられますが、解体するのか利用するのか、どうするのでしょうね。

 エルエルフが、登場時の連坊小路アキラ以上の無気力系ヒッキーと化してましたが、つまり彼の行動指針は、ドルシア現体制への異議・不満・革命・復讐とかではなく、ひたすらにリーゼロッテ解放だった、ということなのでしょう。
 今後、リーゼロッテの肉体が無事で、中身が別物のマギウスとして再登場したりしたら、エルエルフはどう解釈・対応するのか、興味深いです。怒り殲滅しようとするのか、その姿形に臣従するのか。

 2013.12.08 

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON』MBS・TBS系(2013.12.08#21)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 ドルシアによるカミツキの暴露と報道関係者によるファントム潜入、そしてARUSとドルシアの電撃的な共闘宣言とジオール・モジュールへの攻撃により、新生ジオールの人員・生徒たちは無差別な虐殺の対象となり、少数の生徒たちだけが脱出することに。
 その過程で青の革命機は時縞ハルトとエルエルフを救出した後、敵の攻撃を受けて操縦者とともに爆散するのでした。

 …ジオール・モジュール、ファントム、そして革命機とカミツキとなった操縦者たちと、カミツキ化可能な生徒たちの、その全ての「物的証拠」を消去しようと、ですか。

 拠点も対外的な信用・信頼も、人類社会の中で存在するために必要な全ての「資格」を失ったと思われる時縞ハルトたちは、今後、どのようにして・何を見据えて、敵に抗しようとするのでしょう。
 数十名(?)の生徒たちと3機の革命機(赤、黄、紫)だけで、どんな起死回生の手段があるのでしょう。

 生活拠点の確保、が最優先事項、ですね。
 当面の拠点が確保できれば、紫の革命機の機能を使い、
 ・ルーン強奪船ファントムの位置を特定して公表/対不死者軍に通報。
 ・生徒たちの遺伝子操作と革命機による不死化を公知化。「流木野サキの『少し前の/現在より幼い姿』は公知の事。不死者が成長=老化するだろうか」と切り出し、ドルシア/101人評議会による人工不死者計画を暴露。
…といった事ができそうな気もします。

 2013.12.15 

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON』MBS・TBS系(2013.12.15#22)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 ジオール・モジュールから脱出した生徒たちは、なんとか当面の生活物資等を入手できた様子です。
 月面で、エルエルフは時縞ハルトからリーゼロッテの真実の一端を知り自身の採るべき道を改め、時縞ハルトも不思議な幻想の導き(苦笑)で自身の採るべき道を定めます。
 ジオール・モジュールはドルシア/カインが確保しドルシアに運ぼうとしています。
 アードライはエルエルフが自身の目を撃った時のことの真相を知り、流木野サキを緑の革命機と共に解放した様子です。

 …エルエルフ、リーゼロッテの死を認識してるのに、その目で見ていてリーゼロッテが顕した現象について何も考察してなかったのか・彼女の死以外について何も考える気力or余裕がなかったのか、と、けっこう驚きました。

 エルエルフの回心と時縞ハルトの決意に、ここまで段取りが必要だったとは(苦笑)。それに必要な情報と懊悩の積み重ねが、この物語の要諦の一つだったのでしょうけど。

 流木野サキが緑の革命機で来たときには、てっきりアードライも同伴と思いましたが、アードライはドルシアに残ってどうする気なのでしょう。

 生き延びている生徒たちは、次回で時縞ハルト・エルエルフ・流木野サキと合流するのでしょうか。その時、指南ショーコはどうするのでしょう。あるいは指南ショーコは革命機に「乗って」しまっていたりするのでしょうか。

 2013.12.23 

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON』MBS・TBS系(2013.12.23#23)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 黄の革命機と山田の犠牲を払いながらも、赤と緑の革命機が連合軍の防御線を崩し、紫の革命機が情報発信手段を確保して、エルエルフがドルシア指導者の秘密を暴いたことで、情勢は混迷を増すのでした。

 …新生ジオールは、カミツキと一般生徒の間の確執が残ってしまった印象が。今後の情報開示と真摯な対話で、解消できるでしょうか。

 ドルシア指導者の不死性が暴かれたことで、ジオールだけでなくドルシアも「危険な存在」になりました。
 これはもう、隣人への疑心暗鬼が蔓延って社会秩序が崩壊する未来への序曲が聞こえてきそうです。新生ジオールには、そんな暗黒時代を「短くする」か「多少なりとも安全・安定・安心な場所を確保する」か、くらいしか出来ないだろうと思うのですが、はたして。

 2013.12.29 

 アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON』MBS・TBS系(2013.12.29#24)(ニコニコチャンネルで視聴)。

 カインと時縞ハルトは相討ちに(?)。
 マギウス由来の不死者の暴露から始まった世界的な騒乱は、電脳情報社会では完全な火消しが不可能で、マギウス達は疑心暗鬼(?)な人々に狩られてしまい(?)。
 新生ジオールの人員・生徒は、なんとか不死存在とも折り合いを付けたのか、200年後には太陽系を越えて銀河系に勢力圏を展開していて、マギウスに類するような多種の異星人とも出会い続けている、様子。

 …指南ショーコの総取り(?)。
 赤い革命機の動力(オリジナル)に妖精(?)が2体入ったことで、ルーン消費が減ってたりして。

 指南ショーコが神憑き化してる感じだったことと、連坊小路サトミと二宮タカヒの結婚式にエルエルフとアードライがいたこと、等から想像すると、ジオール・モジュールは独立性を回復し、革命機は赤:指南ショーコ、緑:流木野サキ、紫:連坊小路アキラが神憑き・不死者・新生ジオールの守護者として200年後まで存在していて、エルエルフやアードライや連坊小路サトミや二宮タカヒは定命の人間として子孫を残した、ということでしょうか。
 ドルシアは王党派・アードライを指導者か高官として、新生ジオールと共存していった、みたいな。

 革命機建造の経緯、赤の革命機とカインの2号機の2体の妖精(?)の詳細、地球世界の不死者狩りの最終的な落とし処、200年後の詳しい世界情勢、等々、色々と種明かしがされないまま・伏線が未消化のまま、終わってしまった感じです。