完成品
食べ物 その1
葡萄ジュース&ジャム (2000.10.7〜8)

 その昔、ワインを造ろうとしたことがある。理由は簡単、赤ワインが好きなのに、学生に買えるような安物はエラく不味かったからだ。そこで製法を調べ、葡萄を買ってあれこれ試行錯誤した。原料をケチっては美味いものはできないと悟る前の、ちょっと恥ずかしい記憶である。
 (素足で葡萄を踏んでくれる美しい乙女の不在も問題だったのではないかと思うが、まぁ乙女探しはワイン造りより難しいやね)
 このジュースとジャムは、その過程で副産物として出来たレシピである。唯一の成果でもあるだろう。今は飲まなくなったことを考えれば。
 飲まない理由?それは白ワインの方が好きになったからだ。安くても美味いしね。


材料:黒葡萄(キャンベル)、砂糖
用具:鍋、ボウル、漉し器、ザル、木べら、布巾、ハカリ
所用時間:1日(夕方〜翌日昼)

葡萄
1.材料の用意
 作業は夕方に始めると良い(理由は後述)。

 葡萄はなるべく新鮮なものを選ぶ。量は造りたいだけ。
 (このページを最後まで読めば、だいたいの目安は得られると思う)
 ここでは、大き目の房を2つ用意した。

まず洗う
2.葡萄を洗って量る
 まさかとは思うが、洗剤で洗ったり、力をこめてもみ洗いなどしないこと。ごみが取れれば良いので、房のまま流水に浸ける程度で良い。
 洗ったら一粒ずつにバラして、ざるに上げてざっと水気を切る。
 水気が切れたところで、重さを量る。今回は800gあった。

砂糖
3.砂糖を用意
 基本量は、葡萄の重さの半分(ここでは400g)。ただしこれは酸味を活かしたい場合で、甘いのが好き、または長期保存したい場合は葡萄と同量まで増やしてもいい。
 種類は基本的に白砂糖だが、僕はグラニュー糖を使う。甘味が軽い気がするからだ。あくまで気のせいかも知れないが。

鍋に入れる
4.鍋に入れる
 なるべく厚手で大き目の鍋を容易し、葡萄を入れる。
 上から砂糖を全部かけて蓋をし、半日置く。
 ・・・・だから夕方から始めると良いのだ。一晩寝れば次のステップに移れるというワケ。

火にかける
5.加熱
 半日後、鍋を弱火にかける。とにかく小さな火にすることがポイント。
 数分で葡萄から水気が出てくるが、焦げ付きそうで不安なら100ccほどの水をかけてもいい。

あ〜ぶくたった
6.アク取り
 弱火のまま煮続け、ふきこぼれないように、時々蓋を開ける。
 白っぽい泡はアクなので、できればすくう。面倒ならしなくてもいい。味には少ししか影響しない。
 煮ている間は、葡萄を潰したりしないこと。エグ味や澱(おり)の元になる。

にえたった〜
7.煮上がり
 小一時間ほど煮ていると、葡萄の汁気が出て粒がぺしゃんこになる。
 だいたい全部の粒がしぼんだ頃合いで、火を止める。

布巾で濾す・上から見たとこ
8.漉す
 目の細かい清潔な布巾を用意する。晒(さらし)を二枚重ねにするとちょうど良い。
 ただし、この布巾は再使用に耐えない可能性があるので、それを考慮して選びたい。一枚しか無い食器拭きなんか使うと、台所の主に半殺しにされるので注意。
布巾で濾す・横から見たとこ  準備が整ったら、布巾の上に鍋の中身をあけて漉していく。写真のようにザルに布巾をかけるとやり易い。
 あとはジュースが布巾を通って落ちるのを、ただ待つ。この時、絶対に絞ってはいけない。←これは本気で注意。

ジュース完成!
9.ジュース完成
 汁気があらかた落ちきったら、布巾と中身を脇へどける。これで葡萄ジュースは完成。今回は500mlできた。
 適当な瓶(耐熱性のものが良い)に入れ、埃が入らないようにして粗熱を取る。あとは冷蔵庫で保存。我が家では3年以上保ったものもあるが、保存料など入れてないのでなるべく早めに賞味したほうがいいだろう。
 飲むときは水で5倍ぐらいに薄めてどうぞ。原液のままイキたい人は・・・・まぁ個人の自由だ、止めはすまい。感想を聞かせて戴ければ幸いである。

副産物?
 布巾を再利用できない訳。
 さて、この後はジャム作りをする。


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