店主酔言
書籍・映画・その他もろもろ日記


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1月1日(月) 雪
 風の音に目覚める早朝。家人と猫を起こさぬよう寝床を抜け出して本を読んでいたら、妙に腹が減ってきた。昨日の残り飯を温め、カレーをかけて食べる。ちなみに読んでた本は『狂骨の夢』の文庫版。なんか新年とか新世紀とかって雰囲気も感慨もまるでありませんな僕。いいんでしょうかこんなんで。
 そのうちねこまも起きてきたので、雑煮を作って貰って食べる。食後は口取と蜜柑でお茶。そのうちまた小腹が空いて餅など焼いたりする。なんか食ってばかりいませんか僕。ヤバくありませんか胴回り。
 と不安を感じつつ風呂に入ったが、ねこまが凝っている手製入浴剤が今日は日本酒とレモン汁だったもので尚のこと『注文の多い料理店』みたいな気分になってしまった。今年も目標はシェイプアップに即決!・・・・我ながら、ダークなうちだなぁ。

 新年最初のデータ整理でもとマシンを立ち上げたら、クラスタエラー発生。ンなもんで「今世紀初」はやりたくないんだけどねぇ。とりあえずデータはねこまのマシンへ一時退避し、FDISKくらわしてフォーマットしてみる。結果は、ものの見事にダメ。ハードエラーらしい。もう5年は使ってるので仕方ないところか。
 新マシン導入を本気で考えなくてはならないだろうなと思いつつ、また今年もハズレた宝くじがちょっぴり恨めしかったりする年の始めだった。こんな僕ですが、皆さん今年もどうぞよろしく<って挨拶ぐらい出向けよ

1月2日(火) 晴
 惰眠を貪っていた朝8時、電話のベルが鳴った。仲間うちの「お兄さん(アニキではない、念のため)」ことK先輩が、オクターブの上がった声で叫んでいる。
 第二子誕生。2560gの女の子。母子ともに健やか。
 眠気が飛んだところで先輩が、早朝に病院へ着いた途端に「お父さん立ち会われます?」と言われそのまま産室へ連れ込まれた話など語ってくれる。いや〜先輩、嬉しそうだねぇ。長男坊主の時よりはしゃいでる気がするぞ。やっぱ一姫二太郎三なすびとか言うからか?それで名前は?何、決めてない?なら僕がつけてやろう。あ、こらこら、どうして「じゃあね〜♪」とか言いますか。遠慮せずに聞きなさい、たった今、天啓のように閃いたんだから。切るなというに!
 かくして名付け親になるチャンスは逸したが、まぁいずれまみえた時に眠り姫ごっこ(アレの魔法使いもしょうも無いヤツだよな)のネタにしてやろう。男の子みたいに妙な渾名で呼ぶ気もしないし。
 そう、友人知人の子供たちは性別が男と確定した時点で、僕に渾名で呼ばれることが決まっている。ブルース(ウィリス)とかフィル(コリンズ)とか。え?身体的特徴をあげつらってはいかん?そりゃ一生ものだったら止めときますけどね、赤ん坊の時だけなんだから大目に見てくれるよね?<ダメだって

1月4日(木) 晴ときどき雪
 元日にイッてしまったハードディスクを外したら、更なるトラブルが発生した。起動しない。というか、ハードを一渡り読みに行って、そこで止まってしまうのだ。ラインかマザーボードか、いずれにしても使い物にならない。仕方なく会社で日記を書いてみたりする。うう、不便だのう。ついてはコイツを自宅に連れ帰ってはなるまいか。って自走式じゃないから辛いよな。早くASIMOとかにこのレベルの能力を搭載して欲しいものである・・・・って何か違ってるかもしれぬ。まぁ良し。<良くねェよ
 いずれにしても、そろそろ現在のマシンでは限界だろう。なにせ(IIでもIIIでもない、ただの)Pentium200、グラフィックツールさえ重くて仕方ないレベルなのだ。そろそろ本気で新型機の導入に踏み切るべきなんだろう。
 とりあえずこの週末で修理を試み、その結果如何によって方針を決めることにしよう。当座はねこまのマシンで遊び、不足な点は会社で何とかするということで!そういうワケですので、皆様、僕が仕事中にチャットをうろついてても疑問に思わないでくださいね。<そういう問題か?

1月7日(月) 雪のち晴
 久しぶりに小豆など煮てみる。餡子を作っておいて、随時ぜんざいなど食うべくストックするのだ。考えてみたら料理というと、ほとんどこのテの「煮込み→保存」しかしないなぁ僕。他はジャムとカレーだろ、あとは短期保存で握り飯。ん〜オレ様サバイバリスト?<違うと思うな

 マシンは相変わらず絶のつく不調ぶり。どうやらセカンダリIDEコントローラがイッちゃってる。マザーボードの不具合というコトは、この先ずんずん悪くしかならないということだ。いずれウンともスンとも言わなくなる前に、覚悟を決めて新型へ乗換えよう。問題はどこから予算を捻り出すかだが・・・・ま、なんとかなるだろう。とりあえず安いパーツを買い漁るとこからだな〜。

1月9日(火) 晴
 とか言っておいて(前日参照)新マシン購入。
 しょせん地道にパーツ漁りなんて真似が出来ない衝動買い人種だと言わばそこまでなのだが、いつ壊れるか分からない物をおっかなびっくり使ってるのもナンだし、ねぇ。<同意を求めるな
 とりあえず行き付けの店であれこれと検討し、以下のようなスペックに落ちついた。
 ・マザーボード:MS6337(i815E)
 ・CPU:PentiumIII800
 ・メモリ:256MB
 ・ドライブ:DVD12倍、CD32倍読込/CD-R12倍、CD-RW10倍書込
 ・HD:30GB
 ・・・・モニタを抜いても前のマシンを買った時の半分程度の値段だ。スペックを単純に数値化はできないけど、費用対効果は数倍だろう。げに凄まじきはテクノロジーの進化よ。明日あたりから使えるように、さっそく準備を始めよう。

 で、前のマシンの崩壊は加速度的に進んでいる。なんか知らんがWebからダウンロード中にいきなりウインドウ閉じたりしてくれる。非常にイヤ〜ンな感じ。
 しかし、ビデオキャプチャカードや周辺機器など98以外では使えないものがイロイロありそうなので、こいつにも生きていて貰わねば困る。んむ、なんか悪の秘密組織の幹部みたいでヨイな。死にはぐれたヤツを洗脳して改造するみたいで。しかしショッカーでは順番が逆だったような。だから逃げられたんだよな〜、ライダーに。って話題がズレた気がするが、それもマシンの不調ゆえってコトで。<いいのか?

1月10日(水) 晴
 昨日の氷点下10℃から一転、プラス気温の朝。出社途中の道で、虹がかかっているのを発見。しばし立ち尽くして眺める。雪景色と青空と虹、なにか変テコな取合せではあった。やっぱここで「」でも斉唱するのが正しい札幌市民であろうかのう。いや正しくなくても平気ですけど。

 ヒロツさん推奨により休みの間から読んでいた『20世紀SF・1・1940年代/星ねずみ(中村融・山岸真/編、河出文庫)』『20世紀SF・2・1950年代/初めの終わり(同)』を読了。ただひたすらに懐かしかった。特に前者の「万華鏡」後者の「なんでも箱」そして「ひる」!!「宇宙から来たひる」という題でジュブナイルを読んだのは、たしか中学校2年生の時だ。
 そのころ大人受けの良い、杓子定規ないわゆる「イイコ」だった僕は、たまさか学級文庫にあったハインラインの「宇宙の孤児」を手に取り、直後に萩尾望都の「百億の昼と千億の夜」を目にしたことで価値観を崩壊させたのだった。
 もちろん子供の頃から文字メディアのエンタテインメントには親しんでいたけど、SF&コミックというジャンルは当時まだ異端だったのだよね、「士農工商犬SF」なんて某御大の言葉もあったくらいで。でもいったん飛び込んでみると、その新味と刺激たるや他とは比較にならないものがあった。そして後はまっしぐらに今の道を突き進んだというワケで、「ひる」は「にせもの」「生きている首」などと共にその里程標として、ことに記憶に鮮やかなのだ。
 思えばかくして今の僕があるのだなぁ。当時を思うと異教の神に身命を捧げたに等しい僕が。そこで、ことこの件に関しては「転びアウシタン」と呼んでもらおうじゃないか。<なにを偉そうに。おまけに用法が逆だし、この時点で雑誌『OUT』には出会っていない。

 夜に入って気温は急速に低下、あっという間に氷点下へ逆戻りした。オールドSF懐かしさのあまり「アンバーの八王子」とか「府中大作戦」とか寒いネタを飛ばしつづけたのが原因かもしれぬな。これだからSFは怖いのだ<違う

1月11日(木) 晴時々雪
 また寒い朝。昨日のネタを『府中からきたツタンカーメン』『府中からのメッセージ』『府中戦争』とか、玩んでいたためもあろうか。ん〜、同じネタの使い回しってのがマズいよな。でも他に出てきたのって『婆さん化皆殺し軍団』とかなんだもの。ダメでしょうこれは。高齢化著しい昨今の社会情勢に鑑みても(そうか?)。それに地名ネタじゃないし<なぜ限定するか

 午後に入って天候は荒れ模様となり、飛行機が数便、欠航になると聞く。こればっかりは仕方ないが、影響を受ける人は難儀なこっちゃろうな〜。
 実は僕も数年前、雪の影響で困ったことがある。その時は羽田発で千歳に降りられず、やむなくUターンしたのだ。他の空港に緊急着陸したのでなくてまだしも(緊急着陸だと別便に乗れる保証は無いらしい)だったが、時間がナンだった。最終便だったのだよね〜。
 夜もふけて戻った羽田でホテルを手配しようにも、そう簡単には見つからない。金に糸目をつけなければどうにでもなるんだろうが、しがない出張中の身ではそうも行かない。大体、翌朝最初の便で戻らないと仕事が滞ってしまう。
 運良く(なのか?)ご同様に行き場の無い人が多かったんで、最初は渋っていた空港管理側がロビー周辺での寝泊りを許可してくれた。機内用の毛布を貸してくれた航空会社もあり、おかげで山で寝泊りするのとどっこい位の環境で夜明かしできたのだった。親子孫で旅行中のおばあちゃんに俄かガイドをしたり、一般には見られないであろう目覚めゆく空港の景色を眺めたりし、妙に旅情豊かなトラブルとして記憶に残っている。雪見れば思い出す、ああ懐かしい。
 ・・・・でも、その時にスーツネクタイ姿のオヤジどもが、われ先にベンチを占領し長くなってイビキをかいていたことも断じて忘れられない。老人や子供の姿も目に入れず、己の安楽だけを追っているような連中が「社会」を構成しているという見本のような風景だった。あんな世代に育てられたイマドキのガキがマナーが悪くても当たり前じゃないだろうか<お、なんか社会的
 以来、僕はオヤジ族の無作法には特に厳しく当たるべきだと考えている。代わりと言ってはナンだが、女性、ことにも妙齢の清楚な女性には思い切り親切である。嘘だと思うならそういうお嬢さんを紹介して戴きたい<結局こういうオチかい

 夜になって雪は止んだが、寒さはいや増しにつのるばかり。今週はやたらと残業が多いので、まばゆいばかりの寒月を眺めながら凍った道をふらふら帰る。せっかく新マシンを買ったのに、稼動はおろかセットアップさえ出来ていない。くっそ〜、なんかの陰謀か?誰かがオレを監視妨害してるのか?ナチスの残党か宇宙人か?
 などと妄想ごっこしても始まらないので、とりあえずパーティション切ってフォーマット、OSを乗っけてみた。前のマシンと違って、小1時間程度で片がつく。う〜ん、スゲェなぁ。買った当時は先代の不調が悲しかったばかりなんだけど、ジワジワと嬉しくなってきたぞ。明日はデュアルブートのセッティングして、カード類を詰め込んでやろう。

1月12日(金) 晴のち雪
 オマケ目当てに「しみじみ緑茶」を買う。豆サイズの福神猫(シークレット含む)がついてるのをねこまが集めているからだ。中身をチェックしさっそく毘沙門、ゲットだぜ!とメールしたが黙殺された。どうしてこうユーモア感覚(死語間近)が欠如しとるのだ。せいぜい寿老人でもダブらせまくって(既に3体)「寿戦隊ロングヘッダー」でも結成するがよいわッ!
 そういえば以前に近所の公園を散歩していた時に、池に1mクラスのでっかい鯉が浮いていたことがあった。以下その時の会話。
 ねこま「ありゃ〜可哀相に・・・・」
 僕「・・・・ねこま」
 ねこま「なに?司葉クン?」
 僕「どんなコイにも、終わりはあるんだよ」
 ・・・・危うく池に蹴り込まれそうになった。ことほどさように理解が乏しい家庭に暮らす僕に、どなたか愛の手を。妙齢の麗しいご婦人歓迎。いやだから合いの手じゃありませんてばよッ!猿の手はもっと却下ッ!

 今日の気温は上下とも氷点下10℃をキープ。って、ちっとも上下してませんがソーリー?
 積もった雪はさらさらのパウダースノーで、歩くとキュッキュと音を立てる。ん〜、なんか鉄腕アトムになったみたいで楽しいぞ。しかし腰の曲がった爺さんもハナタレの幼児もスーパーのビニ袋持ったおばちゃんも、みな同じ音を立ててるからな。これで全員アトムのコスプレしたら、なんかすげェ怖いかも<考えるなよ

1月13日(土) 晴
 ドライバや各種ソフトのインストールの傍ら、昨日買ってきた『死のドライブ(ピーター・ヘイニング/編、野村芳夫/訳、文春文庫)』を読む。読んだことのある作品が多いのもあり、いまひとつ楽しめない。以前の訳より良ければまた感慨も新たに出来ようってものだけど・・・・多くを語れまへんねコレは。ところで同文庫からのアンソロジーで『筋肉男のハロウィーン』って知らなかったな。探してこねば。
 同じく昨日購入の『樹魔・伝説(水樹和佳子/著、ハヤカワ文庫)』。こちらは再読ながらじっくり楽しめた。ネタが精神文化寄りでもキワモノにならず、美しいファンタジーに昇華しているからなぁ。絵もさることながら、読むほどに味わい深い言霊が響いてくる。未読の短編も入っていて幸せ。
 さらに帯の『イティハーサ』特装ボックス入りの広告に「箱だけでも売ります」告知があって驚いた。鬼幽様(ファンなのだ〜)尊像の拝める麗しい箱を書店で見て欲しくなってたのだけど、まさか全巻買いなおすワケにもいかないしねぇ。ファンには有難いサービスだ。偉いぞ早川書房!作者のページでも案内してるからファンは見るべし!
『BE-PAL』と『通販生活』を読み終える頃合、セットアップは終わった。次のチョコエッグはクラゲが楽しみだなとか「記憶スケッチ」は「まじウマ」が出なくなったなとか考えつつデータや設定の移動を開始。さて、どのぐらいで終わるやら。

1月14日(日) 晴
昨日の日記に加筆修正。

 マシン環境がほぼ安定したので、『METALGEAR SOLID 2 --THE TRAILER--』でDVDのコケラ落とし上映。うむ、やはり素晴らしく綺麗に映るなぁ。細部までクリアに見え、画面が小さくてもTVより迫力がある。ドキドキ。いや、無精ヒゲ生やかしたポリゴン男にときめいてるワケじゃありませんてばよ。そんな目で見るな〜。信じてくれ〜。<誰に?
 ちなみに安定が「ほぼ」というのはビデオキャプチャカードが対応してくれなかったため。前の環境で使うか、それともドライバがアップされるのを待つか、判断の難しいところだ。なんとかしてねATI。

 晩飯に、鍋をする。以前、池波正太郎のエッセイで読んだ「小鍋だて」というやり方だ。といって別に特別なものじゃなく、1人用の小ぶりの土鍋に出汁をはり、材料を煮ては食うというもの。
 これが、なかなかに良い。即物的に言っちゃえば規模縮小による回転効率アップというメリットなんだけど、差し向かいでつつく雰囲気も悪くない。大勢で鍋を囲むのは楽しいが、大鍋だと2人っきりじゃ大袈裟なものだ。小鍋は気軽に使えるし、終わった後の雑炊も楽しみやすい。鳥ダンゴとゴボウをベースに、鍋底まで堪能できた。ありがとう池波センセイ!次は深川めしに挑戦だ!

1月16日(火) 晴時々雪
 寒い日が続くせいもあってか「小鍋だて」にハマってしまい、今日で3日目。とにかく旨い。メインの具を変えるだけでいくらでも楽しめる。ちなみにサブの具は茸(えのき、しいたけ、まいたけ)と豆腐。それに昨日は豚と鳥、今日は海老と帆立。ネタ元のエッセイでは「具はせいぜい2、3種類」とあったのだが、まぁ僕らはかの粋人ほど洗練されてないんで、いろんな具を少量ずつってのがいいトコだ。残り汁にしても「和紙で濾してご飯にかけまわす」な〜んて手間をかけず、飯を放り込んで雑炊だもんな。どうせ蝦夷の末裔、豪快にやるべ。<でも小鍋

1月17日(水) 晴
 阪神淡路大震災から6年。アメリカ軍進行開始による湾岸戦争勃発から10年。今日は僕の誕生日である。なんかヤな誕生日だな。太平洋戦争勃発のその日に生まれた友人の母上よりはマシかもしれんが。
 さて、記念すべき30ン歳の朝。起き抜けに鼻がムズムズしたので鏡を手に調べてみたら、目に見えないような細くて白くて長い毛が生えていた。いわゆる「宝毛」というヤツである。
 実は僕、子供の頃からこれがよく生える。今まで耳と頬と胸に出、特に胸のはしつこく何回も生えてくる。メデタイ物なので抜いてはいけないと俗信にいうが、耳や頬や胸ならまだしも、今回は鼻。放置するには難ありすぎである。
 で、抜いてみたら3cmくらいあって、再度びっくり。なんでこんな長くなるまで気付かなかったんだか。つーか「宝毛」ってどこに生えてもそういう感じだよな。実はある日突然まにょまにょ伸びるんだったりして。いや〜ん。

 最近ハーブだの石鹸だのにハマってるねこまのため、そこらの雑木でスプーンを彫ってみた。なかなか上出来である。いつ非常事態が勃発し原始生活に返っても良いように、このぐらいの技術は保持したい・・・・って防災の日じゃなくて誕生日なんだってばよう。ケーキも無いのは寂しいよ〜。<子供か?

1月18日(木) 晴時々雪
 帰途にあるガシャポンコーナーに昨日空きがあったのを思い出し、立ち寄ってみる。おや?あずまんがのキーチェーンじゃないか。早速入荷したのか、よしよし・・・・とポケットの百円玉を探りつつ接近。

 ・・・・・・・・空なんですけど。3台もあるのに。

 おそるべしあずまんが。つーか濃い目の人々。一概には言えないけど、学生の多い街はこっちの傾向が強いなあ。そういや僕の友人中ナンバーワンの濃度を誇るストロハイムも、大学時代に棒金(銀行で両替するとパッキングしてくれるアレ)を握ってガン消しを打ち止めにしてたっけ。
 思えばもうじきヤツの命日である。ったくよう、ヒトの誕生日の近所で死んでんじゃねぇぞ。ふざけた野郎だ。いつだろうと認めないけどよ。って、故人をガシャポンで思い出すのもどうかと思うが。まぁ夏コミに遠征した帰り、X線が通らないほど大量の同人誌で空港のチェックに引っかかるようなヤツだったから、それも冥利と笑うだろうが。

 晩飯と一緒に「しみじみ緑茶」を購入。例の福神猫が目当てである。これで残る大黒が出なければWebで相手を探してトレードしかあるまい!と悲壮な(ってほどのモンかよ)覚悟を固めていたのだが、首尾よくゲット。シークレットの金ピカを含め見事コンプである。ばんざ〜い!ばんざ〜い!ばんざ〜い!
 しかしアレだ。ダブった猫は残るんだよな。特に寿老人なんか、戦隊を結成して司令をつけてまだ余るほどいる。どうするのだねこま。いっそこのまま頑張り続けて「十老人」というのは・・・・ああっ!何故ぶつかなぁこの女は!
 とりあえず欲しい人がいれば差し上げることにしよう。ご希望の方があれば、連絡されたい>残りもの福猫

1月19日(金) 晴時々雪
 昨日の雪辱を果たすつもりも無くヨ●バシへ。実際、品切れのままだろうと思っていたのだが、おや?あるじゃないですかあずまんが。しかも満タン(死語?)。さっそく1000円札を1枚崩し、ガシャガシャと購入。よみと智がダブるが、他はあらかた手に入った。おう、表情も可愛いし塗りも細かい。さすが作者監修、良い出来だな〜。ちよちゃん&忠吉さんベリーグー。ちよ父がラインナップに無いのは残念だのぅ・・・・ん?
 ねこま「ちょい待ち。全6種類でダブりがあって1000円で済むワケ?」
 まぁまぁ。細かいことを気にしていては立派な大人になれないよ。
 ねこま「ガシャポンでポケットぱんぱんにして言わないよ〜に」
 ・・・・ごもっとも。
 惜しむらくは、一番欲しかった「榊さん&かみネコ」が手に入らなかったことである。この雪辱はまた今度・・・・と思ったが、捲土重来、夕方にまた立ち寄ってみた。
 ねぇぞ〜。
 今日は外側すらない。すっかり他の物に取って代わられている。いやはや、濃いヒトビトは怖いなぁ。1000円分買うくらいじゃ、まだ児戯といえるのだな。見てろ、次はストロハイムの衣鉢を継いで棒金作戦に出てやるからな。<やめれ

 『QED 東照宮の怨(高田崇史/著、講談社ノベルス)』と『略奪(アーロン・エルキンズ/著、笹野洋子/訳、講談社文庫)』購入。いずれも大好きな作家の新作、ひっじょ〜に嬉し〜ッ!(何歳だオマエ)
 しかしだ。文庫本が1143円(税抜)ってのは何事よ講談社。本は量り売りじゃあ無いけれど、この厚さでこの値段?万にひとつもヘボ訳じゃねぇんだろうな。「てにをは」も怪しいようなシロモノだったら、糊でページを貼り合わせて書斎の守護神の足台にしてやるぞ。
 ねこま「ガシャポンに1000円使っちゃうクセに〜」
 ええぃ、うるさいうるさい!ガシャは出来が悪ければ無視するけど、本は不出来でも買うっ!好きな作家の本は糸目をつけないからこそ、値段相応にあって欲しいのだっ!頼むぞ高田崇史!ってアレ?

1月20日(土) 晴
 月イチの病院通い。帰途、駅の雑踏を通り抜けていたら、冬服と毛糸の帽子に包まれた変な赤ん坊を抱いている人がいた。
 何が変って、まず顔が妙に尖っていて、すごく毛深い。灰褐色の毛がみっしりと生えている。目はキラキラと大きく、あろうことかヒゲがぴんと張って・・・・きゃ〜〜〜〜っ
 て猫じゃありませんかこれ?
 長旅をケースに入れたままはかわいそうなので工夫したそうだが、実に大人しくしているのが羨ましい限りだった。うちのバカ猫どもでは、ああはできまい。いや、人間のガキだって駄目だよなぁ。11歳同士で比べてみたいとかは思わないけどね。

1月21日(日) 晴
 普段どおりに目覚めた朝。ねこまと猫どもはまだぐっすり寝ている。猫が傍らで寝てると「ねむねむ光線(またはオネム波)」を発して人間に睡魔をとり憑かせるのは知られた事実だが、3匹+1人もいると強烈である。眺めていたらずんずん眠くなるので、ネタにできないかと考えてみた。城を枕に爆睡とか、枕を濡らして爆睡(このばあいは涙じゃないよな)とか・・・・ぐぅ。
 気づいたら昼をとうに回り、ねこまが僕の布団を剥いでいた。オニですかアンタはっ!

1月22日(月) 雪
 『QED 東照宮の怨(高田崇史/著、講談社ノベルス)』読了。
 薀蓄ぶり、ことにも和歌の愉しみは変わらぬ読みどころだ。学校でもこのぐらいグローバルな教え方をすりゃあ、古典や日本史の人気も出るだろうね。つーか歴史と文学、ことにも往古のそれって切り離しては考えられないんだよな。いっそ授業を統合して教師が語り部やってみりゃ面白いだろうに。
 って美点は良しとして、だがこの話、肝心なミステリとしての出来がイマイチ。犯人は書き込み不足で確かに意外だけど、そりゃフェアじゃないじゃん?ダイイングメッセージも「素養も知識も無い俗物オヤジ」として描かれた人物の口からいきなりアレってのは無理すぎる気がしないでも。話として救いが無いからかもしれないけど「●●●めぇ・・・・」でも良いじゃあないのかな。彼女がアレしてナニが入り込んできたってシチュエーションだったのだと思うし。でないとケータイの場面が活きないじゃん?ねぇ?前作までの出来と引き比べて、ちょいと不満が残っちまうぞ。
 ガキんちょ時分にエラリー・クイーン読み漁った人間には無視できない「QED」を冠してるんだから、もちっと気合を入れて「さて」と言って欲しいぜ名探偵!いや、クイーンだって何時でも気合が入ってたワケじゃないけどね。

 あとこれはこの本に限らないのだけど、妙なとこで文字サイズが狂ってたり誤植があるのは、どうにかならないモンだろうか?写真や時事ネタやコミックを主にした週刊誌あたりでやってるのは「そうかそうか急いで作ったか」で済むけれど、読み物としてのみ対価を得ている「書籍」でコレは恥ずかしい。というか駄目だろう。文字で世界を想像させる商品なのに、読むリズムを崩すような仕掛けをしてどうするんだ。いちおう担当の編集者がついて校正係もいるんだろう、しっかりして欲しいモンである。
 というワケで、今日はうるさ型じじぃバージョンでお送りしました。明日はむちぷりねーちゃんでお送りしますのでヨロシク!(嘘)

1月23日(月) 晴のち雪
 昼休みにねこまと書店へ。例によっていろいろと買い込む。中にちょっと面白いコミックがあった。『ホームズ(久保田眞二/著、集英社)』。コミックで「パスティーシュ」という煽り文句に興味を引かれ「まぁパロディ程度だろうからヒヤカシに」と買ってみたのだが・・・・これが存外に良い。事件の内容は「らしい」し、服飾や風景レベルのことからホームズその人の人物、行動まで、きちんと踏まえている。看板に偽りなし、名前だけ借りてきたようなシロモノではない。絵は僕の好みから言うと可も無く不可も無いタッチだが、内用には良く似合ってると思う。続きが楽しみだ。
 しかし地味だよなコレ。ホームズ・ファン以外に売れるのだろうか?

 雑誌『電撃PlayStationD -KONAMI FanBook-』購入。当然『メタルギアソリッド2』のムービー目当てだ。帰宅して早々に見る。ゲームショーの時のものでWebでも公開済みだが、何回見てもイカス!やっぱり付いてたオマケも笑える。溜息つくなよソリッド・スネーク!世界の命運が君の双肩にかかってるぐらいで<ぐらいってヲイ
 とりあえず今日は遅いのでこれだけにしておくが、明日は『Z.O.E.』と『Shadow of Memories』の体験版をやってみよう。ところでZ.O.E.って、ゾエだよなぁやっぱ。ゾウイって呼ぶには乏しいながら僕のギャグメーカー度が許さないぜ。ゾエだったらゾエ!甲殻類っぽくてナイス!<なにがナイスだ

1月24日(水) 雪
 カーテンを開けて庭木の梢にみっしりと雪の積もった景色に感嘆。なお音も無く降りしきる風花の風情に、半ばうっとりと見入ってしまう。ああ、雪国に生まれて30数年生きているというのに、時折こうして感動してしまうのは何故だろう?ひょっとして僕って詩人?浪漫の人?
 ねこま「・・・・遅刻するよ?」
 ぬぅ、無粋なヤツめ。せっかく逃避モードいやいやいやいやいやいや、詩心に浸っていたというのに。
 しかし一歩外へ出ると、七人の敵よりも重い現実が待っていた。いや、七人の敵を持ったこたぁありませんけどね。この雪の量ときたらシャレになりませんて、ええ旦那<誰よ
 脛半ばまでの雪を掻き退け踏み分け「大脱走マーチ」を歌いながら雪中行軍。なぜ「大脱走マーチ」かってぇと、威勢良く歌ってサマになる歌はこれと「史上最大の作戦のテーマ」しか憶えてないのだ。日本語の歌だとちょっと恥ずかしいけど、英語ならカッコつくし。それに吹雪の中を無言で歩いてると『八甲田山』な雰囲気になっちゃうし。結末がおっつかっつでも、アメさんの方が陽気でいいやね。あ、それ、ふぃっく〜る・あい・めいびぃ・ふぃっく〜るとくらぁ。なんか酔っ払いオヤジの大脱走盆踊り歌みたいになってますが。

1月28日(日) 曇時々雪
 ねこまと円山方面へ。最近凝っているハーブを買うとやらで、ソッチの店を訪ねるんだそうだ。
 まず六花亭で腹ごしらえ。ここのピザは絶品である。つーか何喰っても旨いんだけどね。少なくとも僕はハズレを引いたことはない。ホットケーキなんか大当たりだし、肉まんも絶妙、甘味類は言うにおやだ。おう、なんか文学的だけど間違ってるぞ。さぁどこが違うでしょう?<賞品も無いクイズをせんように
 通りの向かいの結婚式場でチャペルから赤絨毯を持ち出したのに驚きつつ、花嫁の登場を見物せずに席を立つ。この寒さに固まった花嫁は、ちょっと見る気にならん。え?花婿?そんなもんはどーだってえーわい。

 帰宅途中、行きつけの魚屋(熱帯魚店)に寄る。用具だけのつもりがエビと小魚を少々買ってしまい、さて帰ろうとすると雪が降っている。バスも来ないようなのでタクシー・・・・というところだが、車をつかまえるまでには冷えてしまうだろう。やむなく腹に入れて帰ってきた。いや、食ったんじゃなくて!
 数時間かけて水を入れ替え、放してやる。魚を飼ってて一番楽しいのは、この瞬間かもしれないな。そういえばあの店にはカエルやカメもいたっけ。ああいうのはもっと楽しいかもしれない。いずれぜひ挑戦したいものである。

1月30日(火) 
 帰宅途中、例によって書店パトロール。数点購入。
 
 『スノーモンキー(岩合光昭・岩合日出子/著、新潮文庫)』
 帰り着くのが待ちきれず、読みさしの本を保留して開いてしまった。このご夫婦の写真集は数多く見てきたが、これもまた例の如く素晴らしい。変に擬人化したり「野生の気高さ」みたいな偏った表現を言い立てたりすることなく、対象をそれ自体の一個の種、ヒトとは違う生命としてのみきちんと「認めて」いるとでも言おうか。カメラを通して見たものに余分な意図を加えることなく、けれど読者の思いを引き出す力を持っている「絵」を見せるというか。うんにゃ、そんなコムツカシイ言い方は僕には向かない。ひとことで言えばいいのだ「猿だ!」と。さるさるさるッ!

 『神と悪魔の遺産 上・下(F・P・ウィルスン/著、大瀧啓祐/訳、扶桑社)』
 アメリカの菊地秀行とこっそり呼んでたりする作者の新作。別に悪口のつもりではない、アン・ライスをアメリカの栗●薫と呼ぶのとは違って。気軽に読める楽しいホラー、けれどそうそう先を読ませない荒唐無稽っっぷりは好きである。ただどうも、『ザ・キープ』から始まったバトルが後半に行くにしたがってダレてしまっていたのが残念だったし、それに主人公たる「始末屋ジャック」登場作である『マンハッタンの戦慄』のみを読み逃していることも手伝って、正直あまり食指は動いてなかった。じゃあなんで買ったかというと、やはり訳者の名前であろう。この名前を目にしたからには無名祭祀書の一節でも口ずさみながら本を持ってレジへよろめき進まねば。いあ・ないあーらとてぷ。くとぅるふ・ふたぐん!はすたぁ・くふあやく・くふぐとむ・・・・ってレジのお嬢さんが怯えるような真似はしないように。

 『チョコエッグハンドブック(ケイブンシャ)』
 『チョコエッグ百科BOX』という決定打を得て、もうこの系統はいらねぇや・・・・と思っていたのだが、当地では発売の見込みさえ遠い新シリーズの図版に引かれて買ってしまう。ゲームの攻略本サイズの中身は造型師どののコメント付きで「模型」としての面に重点を置いて解説されている。すっきりして読みやすい。付録のシールもなかなかだ。特に博物館のラベルみたいなのが正式名称と学名入りで嬉しい。虫を集めて標本箱に飾ったらさぞ見栄えがするだろうな。
 新シリーズは、やはりクラゲが欲しい。あともちろんカエル、そして爬虫類と虫。ペットは魚と、もちろんカエル・・・・って、なんか女の子にプレゼントして嫌われるコレクションって感じだなぁ。この調子ではバレンタインデイにPARCO限定のヒメネズミを期待するのは無理であろうか(するなよ)。これ自分で買いに行く野郎はやっぱ多いのだろうな。売り場は本命チョコを求める女の子たちも多かろうに。ムゴいっつーかさっぶい企画じゃのう。
 あと、この本の面白いところは、他社からの出版物の付録も網羅していることだ。その売り方のあざとさに呆れ返ってしまった平●社のナニのオマケは、ここで初めて目にすることになった。ふ〜ん、マツカサウオね。いいじゃん。でも同じ本をオマケと表紙だけ変えて売るような出版社、誰が金を払うか。ふんっ!
 眺め進むうち去年の10月に記した青いアマガエルについて、また新しい情報を見つけた。青い変異体は酸性雨のためだというのだ。真偽の程は確認できていないが、もしそれが本当なら、僕がアイツと出会ったのはそういう汚れた世界ゆえのことでもあったというわけだ。
 なんだか、ちょっと物悲しい偶然だよな、そらいろ

1月31日(水) 晴
   今日は水の曜日ね。何をしようかしら?(はぁと)
 ・・・・いや(はぁと)じゃなくて。
 某所(ってヒロツさんちのチャットルームなんだけど)つながりのババラさん方ことBabaraGeoで開催されている育成シミュレーションゲーム『箱庭諸島』に参加。
 ババラさんちはオリジナルものが楽しくて毎日会社から覗きに行くんだけど、このゲームにはヒロツさん・やむさん・TAKO'Sさんという某所仲間がハマっていて、かなり魅惑されるモノがあったのだよねぇ。で誘惑に屈するのはワシのポリシーなんで、さっそく飛び込ませて戴いた。何か間違ってる気がするが気にしてはならぬ。
 ゲームは、所定のターン毎に参加者がそれぞれ島を開発し財政管理し災害に対処しミサイルぶち込み合うという、実に楽しいシロモノだ。この要約も間違ってる気がするが、まぁ気にせぬように。地震津波隕石怪獣とイベントにも事欠かないし、プレーヤーのテーブル下の交渉が見物できる掲示板もある。て堂々と書いて裏取引も無いもんだしソレ専用の掲示板じゃないんだけど、ババラさんが描いてくれた僕用のアイコンがカッチョエエので是非見てください。南国サンセット風背景しょった鰻の勇姿!いいだろいいだろ〜。<結局コレが言いたかったらしい

 1月23日に買っておいた『電撃PlayStationD -KONAMI FanBook-』の付録をやっとプレイ。1週間にわたりまとまった時間が取れなかったという事実にちょっと暗然とする。だってよう、収録作が予想以上に面白かったんだぜ〜。発売されたら即ゲット!と思ったのに、買っても遊べなかったら悲しいじゃんイエ〜イ。<大丈夫かオマエ
 まずは『Z.O.E.』。雑誌やWebでの露出では、どうも「ガンダムくささ」が鼻についてたのだが、体験版ではそこらはあまり濃厚ではない。まぁ本編を進めないと何れとも判断のつかない点なので、ここは先のお楽しみだろう。「巨大ロボットもの=ガンダム=ト●ノ節コリクツ会話充満ワールド」ではない物語ができることを期待する、ファーストガンダム世代の端くれとしては。
 んで肝心かなめなアクション操作だが、これが思った以上に快適!バリバリのシューターには他の見解もあるだろうけど、僕のようなヌルにはほどよく「動かす」楽しみが味わえる。操作説明のVRモードもすっきりしてて分かり易い。欲を言えばダッシュ時に振動コントローラに手応えが欲しい・・・・いやホントは座椅子に振動機能つけて加速感を出したいんだけど、まぁそういう高望みはやめておこう。『メタルギアソリッド2』の体験版目当てで買うだけじゃなくなったということで、めでたしめでたしである。ちゃんと届けてね、佐川便さん<Web通販利用派
 次は『Shadow of Memories』。ストーリーや設定は面白そうだし雰囲気も好み。ジャック・フィニィとかロバート・ネイサンとかの「時間を超えて・・・・」な話が好きなのだ。ゲームだって『クロノ・トリガー』とか『エコーナイト』とか好みだったしな。なんだよういいじゃんかよう文句あるかよう(恥らうメランコリィ中年)。『クロノ・トリガー』といえばこのゲームでも猫増殖ができるな。こういうの変化が楽しく見えていいぜっ。
 と、メイン(だと思うんだアドベンチャーだし)部分は大いに気に入ったのだが、いかんせん操作面が悪い。手前に向かって走ると画面からロストするのはやめてケレ。さらに当たり判定が変でひっかかったりするもんだからイライラ倍増。特に室内では、やたらと家具に邪魔される。んでもって反応の有無が目に見えないんで、そうやってやっとの思いで行き着いたドアが開かなかったりする。うぎ〜〜〜〜〜ッ!<キレるな中年
 ま、発売版にはたぶん直ってると期待して待つことにしよう2/22。たしか『サイレントヒル』の体験版もついてるハズだし。好きなんだよな〜、ダークでグロテスクで歪みまくったホラーな世界。ってメランコリィは何処へ行ったんだかとか思いつつ、今月はおしまい。


翌月へ




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