店主酔言

書籍・映画・その他もろもろ日記

2004.12

 

 

 

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[ 銀鰻亭店内へ ]



12月1日(水) 曇時々雪

 夜食を求めに出向いたコンビニで「G.I.JOE's G.I.JOE」なる食玩を発見。1/6スケールのものはとりあえず何でも買ってみる主義なので、2つほど求めた。
 作りこみは甘い。つか、言っちゃ悪いけど無いようなモン。タミヤの1/35スケールほどとは言わないまでも、もうちっとシャープな形にできたと思うのになあ。ボディのメリハリの無さはさておいても、顔がまん丸で往年のリカちゃんのボーイフレンドみたいなのは残念である。
 楽しみどころは、ミニサイズのパッケージを並べてみるぐらいかな。それも以前にガシャポンで出てたバービーに比べてチャチいんだけど…いや、まぁ、この点はオリジナルからしてそうだったか。かつてのオトコノコ玩具の箱なんざ、そんなモンでしたねえ。
 とはいえ、このサイズは12インチと並べて置くとヒジョーに楽しいのだよな。おかげで僕の棚の上ではフランケンシュタインがヲタク趣味に目覚めたような風景が展開されてますが。南極の風景よりは好いてくれるだろうということで、ひとつ。


12月02日(木) 

 ねこまから『マイ・ボディガード』なる映画の情報をゲット。監督はトニー・スコット、主演はデンゼル・ワシントン、クリストファー・ウォーケンとかミッキー・ロークとか顔にクセのある役者を揃えてんなーと眺めていたら、原作欄でたまげさせられた。
 A.J.クィネル『燃える男』。大好きなシリーズだ。しかし。
 クリーシィ…人種変わってるよキミ?
 まあ、そんなこたぁ大したことじゃない。なんつったって少女役の子がめっちゃ可愛いのだ。これは観たいなぁ。観に行かねばでしょう、少女萌えとしては!いつそういう属性になったかは知らんけど!
 …しかし、どうもストーリーを見る限りは原作に忠実な展開のようである。つーことは彼女の身にあんなことやこんなことが降りかかるのか?や、やっぱ止めとくべきだろうか?


12月05日(日) 雪

 枕元で猫がもぞもぞするのに目覚め、妙に可愛い目つきですり寄ってくるのを撫ぜながら起き上がった…ら、ヤツめ腹を壊して部屋中を汚していやがった。何故か臭わないもんだから場所の特定が難しいという、イヤなトラップ設営である。いつの間にこんな技量に達したやら。つかそんな腕なら上げないでくださいお願い。
 かくて昼まで寝かせておくつもりだった相方をたたき起こし、ティッシュボックスを抱えてあちこち這い回る羽目になった。文字どおりシットでメルドでくそっ!な気分。ウンがついたとか駄洒落を抜かすヤツがいたらぶっ殺すのでそのつもりで。

 さてひと段落して戸外を見ると、昨夜半から降り続く雪がいっこうに衰えぬまま、どんどんと積もっている。水気の多いしっとりしたヤツが舞い落ちては木の枝を染め、微妙にたわませるその形もうつくしい。わあ、ホワイトクリスマスだあ!
 ねこま「まだ12月前半だよ」
 わ、分ってるわい!あまりの季節外れっぷりに、ちょっと脳内カレンダーが狂っただけだい!
 とか言い合いつつ、所用あって郵便局へ。既に30cmを越えていそうな雪は含んだ水分のために重く、また車の通り道で溶けたそれはぐじゅぐじゅの泥濘状態。歩くだけで結構な運動である。明日は筋肉痛かなあ。


12月6日(月) 晴

 昨日来の雪をわっせわっせと踏み越えて職場へ。トータルで40cmも降ったとかで、道路が階段1段程度の高度差をもつ起伏になっている。そんなモノを大汗かきつつ乗り越え踏み越え会社へ辿り着くなり、ビジーの嵐が襲ってきた。往くも地獄退くも地獄たぁこのコトである。いや、退くほうは煉獄レベルか?
 とまれ、代休の筈の日に、うっかり出社なんかするもんじゃないですな。とほほほほ。

 帰宅途上、ハンズへ。冬休みの工作用に板材を求める。シナベニアでは厚さが4・5.5・9・12・15mmと揃っているので、とりあえず一番扱いやすそうな9mmを頼み、だいたいの大きさに切ってもらった。念のためサイズもメモ。
 450×450 2枚
 500×450 1枚
 500×440 1枚
 と、これで何が出来るかは冬休み後のお楽しみということで。まぁ、最大のお楽しみは冬休み自体の有無ですが。うえーん不安だよう。


12月8日(火) 雨のち曇

 たっぷり積もった雪に昨日は雨と来て、さらに今日は急速に冷え込むというフルコンボ。グズグズのザリザリになった雪が残る間を水溜りが占め、その底がツルツルというステキな環境が出来上がった。歩くだけで体力消耗、すなわちヒットポイント激減でありカント寺院送り。会社に到着する頃にはすっかり灰になっておりましたとさ、どっとはらい。

 がしかし、ひとが灰になってようがハイになってようがお構いなしにビジーの荒波を浴びせる会社である。
 かくて深夜まで働く羽目になり夜食を求めに出て『タイムスリップグリコ』の最新版「思い出のマガジン」を発見。今度は雑誌のミニチュアだ。ひとつ買ってみたが、オリジナルの版下を縮小して使っているのか、非常によく出来ている。出たのがポップス誌だったもので、往時の音を思い出してつつしばしくちづさんで見たりして。密室だね〜♪女〜の心は〜♪<そのチョイスは何よ
 ただ、縮小率が1/6ではないので、我が家のコレクション対象にはならないな。厚さや構造を考えると、これ以上縮められないのは納得できるのだけど、残念。


12月12日(日) 曇

 冷え込みのキツい朝、運送屋さんがamazonからの荷物を運んできてくれた。さっそく開封、コミック類を一気読み。うむ、休日かくあるべし!
 『よつばと!(あずまきよひこ/著、メディアワークス)』は、はじめのうち狂騒的な主人公に現実の子供=異種生物を感じて馴染まない部分があったのが、巻を重ねたらすっかり気楽に物語世界へ入っていけるようになった自分を見つける。よつば自身がコミュニケートのレベルを上げ、当初の相手構わぬはしゃぎっぷりから、個々を見ての動きへとシフトしてるせいだろうな。そして広がる彼女の行動範囲に、タイトルどおりの意味を素直に感じられるようにもなったし。いや、ひょっとしたら、僕の方がよつば式行動に慣れてしまったのかもしれませんが。
 『鉄腕バーディー(ゆうきまさみ/著、小学館)』の7巻は、表紙からしての千明を中心に変貌しゆく状況を描いてテンションを高めてゆくところ…なんだが、当の本人が概ね「おね〜さ〜ん」なバラ色の夢に浸ってるモノだから、そこらで適度に緊張がゆるんでて読者も気が楽ではある。生活密着型というか、殺伐とした話にいきなり飛び込まないのは読者をじっくり取り込むに強いやね。がしかし、それだけにカタストロフの衝撃がデカそうで、それが今から心配ではあるが。
 『いたいけな瞳(吉野朔実/著、小学館)』は、ひたすら驚きつつ全5巻を読み終えた。ごくごく当たり前の・奇天烈な・虚飾に満ちた・怨念のこもった・いじらしい・軽やかな・救いの無い…とまあ、いろいろな人生の局面とヒトの不可思議をさくさくと切り取り短いページにぎゅぎゅっと圧縮して成る短編集として、これほど読ませるものは当代稀ではなかろうか。以前に書かれていた長編にも結構ハマっていたけれど、これは桁外れとしか。いつ何時読み返しても、きっと新たに興がれる、そういう作品だと思う。ぜひ座右に備えておきたい、相方からぶん取れれば。<買えよ!


12月17日(金) 雪時々雨

 ニュージーランドというと僕あたりが思うのは、青い海と白い砂浜、鬱蒼たる密林、あとは巨大なベンジョコオロギとカラズラスの白き峰…ん?ちょっと違うか?
 とまれ、そういった風光明媚で爽快で一種ユーモラスな期待をぶっ潰してくれるのが『挑発(シャーロット・グリムショー/著、ハヤカワ文庫)』だった。弁護士見習の若い女性によるマイナー日記的に綴られる物語は、己の在り様を見定められない彼女の迷いに満ちた出口の無い思考のループ、そこに付け込み都合のいい存在として彼女を振り回す愛人にして上司、かれらの周辺の乱堕な生活を送る人々(しかも主として法曹関係)、そして地域社会の苛めに圧し潰されて殺人を犯した男が彼の家族もろとも崩壊してゆくさまを憂鬱陰鬱な語り口で緻密に描いて救い無く、なんとも不愉快きわまりない。じっとり湿った真綿でゆるゆると押し潰されるような感じ。オビにある「飛び散る怒り!」なんて何処に読み取れるというのだろう。事件に出遭って立ち直ろうとする家族の姿さえ、再生などという温もりめいた感覚はもたらさない。まるで腐った患部を噛み棄てて逃げて行く野生のけもののような臭気を感じる。
 しかし、そういう空気を全編にまとわせてなお、読むのを止めさせない力がこの話にはあった。ひたすらに閉塞感と不愉快さをおぼえながら、足を止めてはいけないとせっつかれて廃墟の地下を歩むような心地で「読まされる」物語。作者の力量にひたすら敬服すべきだろう。
 がしかし、どこを切っても全くミステリではない、おまけにクライマックスらしいものが一切無いのはエンターテイメント好きには辛いものがあるな。次はもうちょっと能天気なものを読むとしようか。


12月19日(日) 晴

 休日出勤の会社から熱によろめき帰ってきた昨日、ばたんきゅーと眠り込んでそのまま昼まで覚醒せず。しかるに回復したかというと熱が上がり下がり窓が伸びて縮むマイハウスってな有様なので動くさえ思うに任せず。こういう時に唯一できること、即ち読書にふけるのみ。それダメだとかツッコまないでくださいお願い。

 ということで、鍛冶職人メグ・ラングスローと彼女を取り巻く困った人々を描いて楽しいスラップスティック・ミステリ最新作『ハゲタカは舞い降りた(ドナ・アンドリューズ/著、島村浩子/訳)』読了。相変わらず愉快きわまりない状況、展開の緩急を心得きっているし語り口も絶妙で、僕の好みとしては満点である。
 今回は、主人公の弟が興したゲーム会社が舞台。テーブル・トークから開発しコンピュータに移植した法廷ゲームが大ヒット、今やその続編を製作中というだけでも慌しいのに、例によって登場人物は奇天烈星人ばかり。ま、これは不思議は無いやね、洋の東西を問わず中小レベルのゲーム会社ってのはこんなモンだから。僕の知ってるゲーム会社にも妙な人種がひしめいており、夜っぴてカードゲームのあげく朝になるとフィギュアだらけの机の下から足がにょっきり(非死体)、会社の周囲でスケボーだのセパタクローだのにうち興じ、社内には犬だけじゃなくトカゲだの熱帯魚だのハムスターだのが飼われていて時に脱走してはパニックを招いていたもんです。流石にハゲタカはいませんでしたが。
 とまれ、そんな思い出を差し引いても、フーダニットも小技が利いていて面白く謎を追えた。もっとも、犯人判明直後の目撃者抹殺は少々やり過ぎの気がしないでもないけれど、古きよきメル・ブルックス映画の好きな向きには大笑いできる場面ではと。

 ときにゲームとえば、去る木曜に発売の『メタルギアソリッド3』をamazonに予約、届け先を会社にしといたのが、昨日までの吹雪のせいでゲットできなかった。せっかく頑張って出社したのに。畜生、こんな会社なんか嫌いだ!<何か違う


12月21日(火) 曇時々雪

 治らぬ風邪を後生大事に抱えてふらふら帰宅する途上、自宅を目前にして本シーズン初転倒。凍ったトコでしかも斜面だったものだから、背中全体で着地して痛いのなんの。しかもヘタに手をついて肩から首筋を傷めたらしい。何より悔しいのは、夕食用のバーガーが圧縮されシェイクが爆裂したことだが。ううぬ、どうしてくれよう。あとでツルハシ持ってってカチ割ってやろうか。<風邪引きにはできません
 ようやく回収してきた『メタルギアソリッド3 スネークイーター』の無事を確認するも、そんなこんなでコントローラを握る力が出ない。かくて今日も布団の中『子猫探偵ニックとノラ(ジャン・グレープ他/著、木村仁良/編、中井京子他/訳、光文社文庫)』を読み終える。『ジャーロ』誌のアンソロジー2巻目、1冊目の出来が極上だったので聊か過剰に期待をしちまってたが、それを差し引いて読むに、ごくごく当たり前に楽しめるアンソロジーだった。ことにジョン・L・ブリーンの「猫ミステリー、犬ミステリー」が笑える一品。いや本当、猫ならやりかねないな。
 願わくばもう少しボリュームが欲しいところではある。続く企画もありそうな雲行き、今度はもっと品数追加してくだせえ。


12月25日(土) 曇

 ビジーの波に翻弄されるまま秋から冬を過ごし、仕事以外はほぼ全てを等閑に迎えたクリスマス。待ちに待ってたゲームはパッケージすら開けてないわ賀状は書いてないわメインマシンは復旧してないわ、もとよりそれらの載った机への道が「とりあえず置き」の物品で埋め尽くされてるわ、もはや柄の無い肥柄杓そのココロは何処からも手がつけられませんてぇもんだぁべらぼーめ!というところ。
 このままだとねこまの虫の居所が危険地帯に突入しかねんので、今日は込み合うデパ地下でディナー&ケーキを買い求めダッシュで帰宅。まあ、信仰無き我が家では、これは黒猫めの17歳のお誕生パーティー用になるのだろうが。

 そんなこんなで汗をかいたので、冷蔵庫に作り置きの中国茶をとピッチャーを手にし、ごくりと飲んでしまってから奇妙な味に気付く。まろやかな喉ごしとコク。鼻腔にひろがる鰹の香り。うーん、いい出汁だ!
 じゃなくて。
 なんでコレを茶用の容器に入れておくかな、わが相方よ。ひょっとして虫があらぬ処へ移動済みで、トラップ設置してたんですか?

 敵の帰宅を待ちつつ『容疑者たちの事情(ジェイニー・ボライソー/著、山田順子/訳)』を読み終える。残念ながらツマンネ。じっくり書き込めばそれなりのネタだと思うのだが、ウリになっているコーンウォールの風景以外は素描のみで終わってる観がある。キャラは役を振られただけで演技していない、事件は起きたが謎がごくシンプルで深まらない。背景だけが書きたかったような印象が最後まで続く。いっそヒロイン同様、絵に力を入れてはと意地悪を言いたくなりますな。ええ、これは八つ当たりですけどね!<開き直りかよ


12月27日(月) 曇

 目覚めてすぐに開いた新聞で、インド洋での大規模地震と津波のニュースを知る。TVを着けネットに潜り、数千かもしかしたら万の単位で人死にが出るであろうという状況に愕然。今年の一文字が「災」だからって〆を飾る必要は無ぇです神様。
 かの地はささやかな憧れ以外、全く縁無き処ではあるし、知った相手がいるとも思えない。が、とにかく少しでも多くの人や動物が助かっていることをせつに祈るのみである。

 それにしても、長い年月、海こそ得体の知れぬ領域と思いつづけてきたけれど、その下には本当に覗くことすら不可能な土の塊があって、人間には想像もできないようなペースでうねり動いているのだなあ。地球を生き物に見たてる表現をよく見かけるけれど、あながち間違ってないのかも知れない。僕らが「やさしく」することなんか及びもつかない巨大なそれが寄生生物にうんざりして、駆除しようとしてるのでなければいいのだけれど。


12月29日(水) 曇

 めでたく仕事納めの今日、濃縮されたビジーの波を水も飲まずに潜り抜け、夕刻に釈放を得る。ばんざーい!と叫びつつ相方と落ち合い、そのまま本屋へなだれ込んだ。うーむ、何かしら、いい年をした大人の年末の迎え方では無い気がしないでもないな。ことに、抱えきれないほどの本の山の重みによろめきつつ店を出てきたあたりでは。

 帰宅後、頭を並べて収穫物を検分。ほとんどが続き物のコミック類をまず片付け、ゴーリーの絵本とドールハウスの写真集を明日以降の楽しみに回す。うむ、やっと休みの実感が出てきたな。問題はフィギュアの整理とかPCの立ち上げとかゲーム開始とか課題が山積みになってて、仕事以上に忙しい休日になりそうなことではあるが。なんか間違ってるぞこの人生。


12月30日(木) 曇時々晴

 年末の買い物にねこまと街へ。さすがに暮れも大詰め、苦手の人込みが…と覚悟を固めていたのだが、意外にも平素の休日ほども混んでいない。もっとも、これは僕らの目当ての店が素材系のショップばかりで、マトモな人は大晦日を前に買出しに赴いたりしないからかもしれないが。

 例によって大荷物を担いで帰宅する車内で、小学生誘拐殺人犯の逮捕を聞く。同様の犯罪で前科(複数、しかも殺人未遂まで)のある男だったと。再犯率の高い子供相手の性犯罪者が野放しになっていたゆえに罪の無い命が奪われたのかと思うと暗澹たる気持ちになる。
 おりしも昨日手に入れたゴーリーの本が男女二人による同種の事件「ムーアズ殺人」をモチーフにした『おぞましい二人』だった。ガキんちょ大嫌いをもって自認する身ながら、こういう生き物はヒトの中に紛れた別種ではないのか、否そうあってくれと思わずにはいられない。『ギャシュリークラムのちびっ子たち』で子供を大量殺戮(?)したゴーリーにしても同じだったのではないかなあ、まるで観察記録のように突っ放した書き方は、そういう害獣の存在への警告文のように感じられてならないもの。
 とはいえ、一般社会への警鐘としてはもっと明確なものが望ましい、いや在るべきじゃないかなと思うのだ。子供相手に性犯罪起こすよーなヤツぁ、全身に蛍光色で罪状を刺青しとくぐらいの必要はあると思いますがいかがか。あらまほしくはその場でチョン切ったうえでアメリカあたりの刑務所へ付け金もたせてステイさせてやるってとこですがどうですか?もちろん片道切符で。


12月31日(金) 晴

 今日も今日とて揃って買い物。昨日に比すれば真面目な?正月の食材調達だが、今どきは新年早々開いてる店ばかりなので荷は軽い。とりあえず餅と口取りをキープできればOKということで、さっさと帰宅。よし、これで本格的に冬休み突入!

 と、思ったが。
 大掃除がまだでした。ということで川もとい風呂場へ洗濯に向かう相方に尻を叩かれ、防塵マスクとゴーグル装着で埃山なす戦場へ。なんだかなー、休みに入ってからのほうが忙しい&体力使ってるような気がするのはどうしたもんだか。

 先日録画しておいたTV時代劇『犬と呼ばれた男』を鑑賞。一般常識レベルで稀代の暗君とされる徳川綱吉を別角度から見るという試みが、引っ繰り返し考証(創作レベルでもあるが)好きにはツボである。特に柳沢吉保と若輩コンビでじたばたしているあたりが、これまで観てきたドラマや映画とはかけ離れていて面白い。なにせこの人物のイメージっつーと、古代の大河ドラマで石坂浩二がやってたような冷酷陰険狡猾タイプだったし。
 欲をいえば、もう少し裏付けになる史実を織り込んで密度の濃い話にして、あと話の中核部分でもある赤穂浪士ネタも引っ繰り返してみてほしかったな。こっちのほうは実際、逆像であるらしいけれど。



翌月へ






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