ネットをウロウロしていたら「サントリー烏龍茶:満漢全席 中国宮廷料理フィギュアコレクション」なるものを発見。去年の飲茶に引き続き…って、ええええっ?海洋堂サイトはマメにチェックしていた筈が、うっかり読み飛ばしていたらしい。
ねこまが欲しがるに決まっているので、慌てて近在のコンビニへ。幸い、まだ大量にあったので、とりあえず10本ほど買う。
…………重い。
うっかりしていたが、1本500mlのペットボトルは結構な重さである。食玩のつもりでほいほい買っていいものではなかった。つか、どうやって片付けるべぇ。いやはや大人というのは大変なもんだ。
いや、大人買いの正しい意味は知ってます。お願いだからツッコまないでください。
『牧師館の殺人 (アガサ・クリスティ/著、田村隆一/訳、ハヤカワ文庫)』を読み、冒頭で違和感を覚える。ミス・マープルって、こんな押しの強い金棒引き婆さんだっけ?記憶の中では、いま少しおとなしやかで物柔らかな印象だったのだが。もちろん、1人称で書かれてて語り手が最初に感じた印象がそうだというのもあるけれど、何か違う。僕のイメージでは、もっとこう…と言いかけて、はたと気づいた。アニメの、あの八千草薫さんの声を聞いてしまったゆえに「上品で物静かな老レディ」に激しくシフトされちまってるんじゃないか?
声優として、口パクに合わせるという技術だけをみるなら決して「上手」じゃなかったけれど、おっとりした口調と耳に心地よい声だけでキャラを立てていたからなあ。あの声と、まだ習作段階でこなれてない設定とは合わないわな。いや、後者こそがオリジナルなのだけど。
しかし話も終盤に至る頃には語り部どのの視点も変わり、脳内の像にきちんとマッチングしたのであった。めでたし、めでたし。ときにメイベルは出てこないんですか?<こねぇよ!
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