今日は来客があるので、早めに起き出して部屋の掃除。箒と小型掃除機の二刀流で綿埃と戦っていた筈が、はっと気付くとその中で転げまわる3.5kgの黒い塊を相手にしていたりするのはご愛嬌…と言いたいが、手間が倍増するので正直勘弁して欲しい。もっとこう、動きが鈍くてモノグサな生き物になってくれんかな。たぶんあと10年は無理だと思うけど。
昼食がてら録画の『仮面ライダー電王』鑑賞。まず主題歌が変わっていたのに驚く。通年ものの特撮では恒例のことだけど、曲は同じで歌い手だけが変わるというのは珍しい。つか、4タロスにこの歌って…決して上手いとは言えないんだけど、こんなの彼らと確実に別れる最終回で聴かされたら号泣しそうな気がするぞ。なにせ「最終回手前で主人公死亡」なんて凄い話を書く脚本家氏のことだから、どんな大技を決めるか分かったものではないしなあ。
で、今回。
悲壮としか言いようのない「未来を巡る戦い」の本質に踏み込んでゆく主人公たち、その過程で己の現在をも切り捨ててゆく侑斗と、たとえそれが誰より大事な姉を泣かせることであろうと「時間=人を消すことを許さない」良太郎。ともに悩みを振り切って最善を選ぼうとするその姿はキンタロスならずとも泣けまくり。
が、そのシリアス話の真っ最中にもボケが散りばめられ、涙腺にアタックくらってる最中にうっかり吹き出すことしばしば。ネタの軽重を見事に使い分けて観客を手玉に取ってくれる上出来ぶりは素晴らしい。このまま調子を落とさずに終点めがけて突っ走って欲しいな。
午後、柚さん来臨。相方と年末に氷上我慢大会(尻を凍らせつつ、タイツみたいな姿で跳んだりはねたりするスケーターを見物する)に行く打合せがてら、久々に我が家の猫をこねていただく。もっとも、愛想良くすり寄ったのはチーズだけで、黒い内弁慶は天岩戸(別名:押入れ)に逃げ込んで隙間から目だけギロつかせていたのだが。
朝の傍若無人っぷりはどこへ行ったのやら。そんな姿でも可愛いカワイイとカメラを向けまくるお客様のため、せめて挨拶ぐらいは仕込めないもんかいな。
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